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転校生が転校してきて数日後――
「今日は体育をする。」
体育館で言う。
「6人ペアで組め〜。」
―――誰と組もうかな…
「あっ、at〜!!」
「ん?。」
こっちに走ってくるのは――mzだ
「なぁなぁ。一緒に組もうぜ!」
「?!」
「「?!」」
クラスがざわつく。
無理もない。
転校生5人は転校してから一躍人気になった。
理由はイケメンだからだ。まぁそうなのだが。
「……まぁいいけど。」
「よっしゃー!!。じゃ行こ〜!!」
グイッと手を引っ張られる。
「おわっ。」
タッタッタッタッ…
「「「……。」」」
思わず全員ぽかんとする。
「6人組めたか〜?」
「「「はーい!」」」
元気よく返事する。
「それじゃあ、試合始めるぞ〜。」
決勝戦
「おっ。もう決勝か。」
「おっしゃ!。倒したろ〜!」
「頑張ろーね!。at!」
「勝てるかなぁ…。」
「皆いるし大丈夫でしょ!。prちゃんも、akもいるし!」
「俺は?!」
ピピー!
――ダンッダンッ
「チッ。mb1!パス!」
相手のチームが、パスを出す。
バシッ
「ほっ。」
akがパスをカットする。
「prちゃん!パス!。」
――パシュッ
「おっけー!。行くで!mz!。」
――パッ
「やりー。ほい。tgー。」
「う、うん!。kt!」
「おっけ〜!。aっちゃん!」
――バッ
「お…おう。」
――どーすっかな…
周りには三人いる。
ここからパスを出すのは難しい…。
しかもゴールからは結構な距離がある。
「こうなったら――」
――バシュッ!
「「え?!」」
――シュパッ
ゴール!
「すげーよ!at!。」
mzが走ってくる。
「aっちゃん、すご!」
「at、すっごい!」
「すげーな!。」
「あ…ありがと…。」
褒められすぎて思わず照れてしまう。
「よーし!。負けてられん!」
「頑張ろー!」
このあともどんどん点を入れていき、30対0で俺達が勝った。
「おっしゃーー!。」
mzが叫ぶ。
「うるさっ」
「うるさいよ!静かにしてよmzち!。」
「ゴメンナサイ。」
皆喜んでいる中、クラスメートはざわざわとしていた。
「赤跡さんって、こんなに強かったんだ…。」「やば…。」
俺のことを言ってるらしい。
「痛てっ」
急にmzが声を上げた。
「どうしたのmzち?」
「あ、手切れちゃってるじゃん…。」
「大丈夫?保健室行く?」
「だいじょーぶ!。ほっとけば治るって!。」
「いーや!。だめでしょ!保健室行――。」
「先生、紫崎さんが怪我してるみたいなので保健室に連れていきます。」
「え。俺は大丈――。」
ぐいっ
テクテク――
「「……。」」
「行っちゃった…。」
「失礼します。」
ガラッとドアを開ける。
「って、先生いない…。」
「あ、mzちょっと待っててね。」
「あ、おう。」
「確かここに…。あった!。」
「mz、手出して。」
「ん。」
スッと手を出してくれた。
「これでよし…っと。」
ペタッと絆創膏を貼る。
「お、ありがとな。」
「いいよいいよこれくらい――。」
その時、開けっ放しだった窓から強い風が吹いてきた。
「うわっ」
「うおっ」
ふわっと前髪が上がった感じがした。
「……!。」
mzが驚いたように目を見開いた。
「a…at。お前…―。」
「mzち大丈夫ーー!?。」
バーンと勢いよく扉が開いた。
「うぉっ!?ってak達か…」
「ak達かって何?!」
「―――!」
「――――!!」
言い合いが始まった…。
「akは言い始めると止まらんからなぁ…。」
「prちゃんだってそうじゃん。」
「俺は違いますー。」
「―――!!」
「―――!?」
こっちもこっちで始まった…。
「やれやれだね…」
ktが少し笑いながらいう
「そうだな。」
俺も笑う。