寝る時間が勿体ないような気がしていた。
毎朝、空のくすんだ淡い水色をぼんやり眺めていた。
考えたくない事ばかり、脳裏に過ぎって焼き付いて、離れない。
将来のこととか、夢とか、進路とか、受験とか。
考えたくない。
嗚呼、あと数時間後には外に出て、当たり前に授業を受けて、話して人に当たって、
自分でも痛いくらい分かっているのに。
酒に酔った感覚で一生を終えてしまいたい。
酔生夢死。
段々光が差し込む空に嫌気がする。
見たくない、現実なんてもう見たくない。
何も出来ない自分が大嫌い。
大嫌い。大嫌い。
せめて、ゴミ箱にでもなりたい。
嘔吐物も社会も誹謗中傷も汚いの全部全部。
人間関係ももう何もかも辞めてしまいたい。
蔑んだ目で僕を見て、「もう要らない」って捨てくれ。
なんで生まれてしまったんだろう。
死んでしまえたらどれだけ楽なんだろう。
にこにこした仮面を外してしまいたい。
ためらって最終的には諦めるんだどうせ。
いと電話の糸を切れば、諦めつくか
な。
責任なんか取りたくないし感じたくない。
死にたいならとっくに死んでるから。
生きたくないから死にすがってるだけ。
大嫌いな朝が明けた。
コメント
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寝れないとか思ってたらいつの間にか眠りについてんの腹立つ 寝るなら寝るって言ってよ私の体