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💛「……え、ここどこ?」
俺はゆっくりと身体を起こし、周りを見渡した。
広がっているのは、緑豊かな大草原だ。
爽やかな風が吹き抜け、草が揺れている。
しかし、どこか違和感を覚える。
💛「ここ、日本じゃねぇよな——?」
頭をかきながら、そう呟いた。
何が起きたのか分からない。
ただ、今まで見ていた景色とはまるで異なる場所に来てしまったことだけは確かだった。
その時——
💜「うわあああああ!!!」
空から突然、叫び声が響いた。
俺が目を見開いた瞬間、次の瞬間には——
ドスンッ!!!
💜「い、痛ぇ……!! って、え!? 照!?」
目の前に、ふっかが転がり落ちてきた。
💛「お前、なんで空から落ちてくんの!?!?」
💜「俺が聞きたいわ!! さっきまでライブのリハやってたのに、気づいたらここにいて……!」
ふっかがうずくまったまま言った。
混乱しながらも、ふっかは立ち上がり、周囲を見渡す。
💛「……俺もだ。ステージにいたはずなのに、気づいたらここにいた。」
すると——
💙「おーい!! いるかー!!」
草むらから、聞いたことのある俺らがよく知る美声が聞こえた。
🧡「ふっかさ〜ん!照兄!!」
茂みから飛び出してきたのは、翔太と康二。
💛「……お前ら、もしかして転生した?」
💙「いや、待て待て待て! 転生ってどういうこと!?」
💜「俺もわからん!! でも、普通こんな場所にワープしねぇだろ!?」
次々に集まるメンバー。
阿部に舘さん、佐久間、目黒
——そして、ラウールがゆっくりと草むらから姿を現した。
💛「……よかった、みんな無事だった。」
これで9人全員が集結した。
💚「とりあえず、状況整理しよう。」
阿部が冷静に話を切り出す。
💚「俺たちはさっきまでライブのリハーサルをしていた。でも、急にまぶしい光が差し込んで——気づいたら、ここにいた。」
💜「全員、同じ記憶か。」
ふっかが腕を組みながら言った。
🩷「ってことはさ……」
佐久間が空を見上げて言う。
🩷「異世界転生ってやつぅぅぅ?」
☃️「あるわけねぇだろ!!」
全員が一斉にツッコむが、現実はそれを否定できない。
その時——
💂♀️「お前たち、見慣れない顔だな?」
突然、鎧をまとった兵士たちが現れ、俺たちを取り囲んだ。
💂♀️「怪しい者、王都へ連行する!」
🤍「えっ!? ちょっと待って!」
🖤「俺たち、何もしてねぇって!!」
💙「説明させてくれ!!」
言い訳する暇もなく、俺たちは捕らえられてしまった——。