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捏造入ります。駄目な人は見ないで
登場人物
僕 15才
na(nakamu)15才
sh(シャークん)15才
br(broooock) 15才
kn(きんとき)15才
sm(スマイル)15才
kr(きりやん)15才
『』は僕の喋っているところです
僕は本来もっと温かいところにいたはずなのに、なんでか捨てられてしまった。
生まれてまだ1年ぐらいだろうか…。僕には兄弟がいっぱいいたからかな…?僕とはもう一緒にいたくないのかな…?捨てられたと分かってから、ずっと考えてたけど、やっぱり答えってのはわからない。
光が欲しい。僕を救い出してくれる光を。こんな真っ暗なところにいたくない。
体がふわふわする。でも、くらくらする。
一緒にいてくれた人は最近、
「今日は寒いね」と言っていたからきっと今は「寒い。」って状態なのかもしれない。
だとすれば僕はそれしか頭になかったんだと思う。
雨がずっとザーザーとふっていて、すごく寒い…。もう眠たいし…、お腹も減った。
僕はもうすぐタヒんでしまうのかもしれない。なにか希望があるのだろうかって思ってた。
??「大丈夫?」
『?』
??「ボロボロだし、汚れちゃってる。捨てられたの?」
『う…ん…』
ボロボロで掠れた声で答えた。
??「…そっ…か。分かった。一緒に、僕の家においでよ。僕の友達は、皆いい人たちだから。」
『うん…。行く…』
お腹が空いて、眠たかったけど、僕は力強く答えた。
??「一緒に来てくれるってこと?そっか!!おいでよ!!こんな暗いところじゃなくてさ!!
君はもっと明るいところに出るべきだよ!!」
あぁ…この人は…眩しいな…
僕にとってこの出会いが、すごく嬉しくって奇跡に近いモノだったんだと思う。
名前はわかんないけど、すごく優しかった。雨が降っていたけど、持っていた傘っていうもので僕の
体が濡れないようにしてくれた。雨に当たらないだけでこんなにも温かいということを僕は忘れて
しまったんだと気づいた。
??「ここが僕の家。皆いい人たちだから、大丈夫だよ。」
ガチャ
??「ただいまー!!」
??「遅いー!!」
??「ごめーん!!今持ってくー!!」
「どう…したの?」
??「あぁ、ごめん!!なんでもないよ〜?大丈夫だよ〜?」
??「おーい。誰と話してんだ〜って、どうしたんだよその子?!」((でかい声))
ドタドタ
??「なになに?!」
??「大きな声出してどうしたんだ?!」
??「ちょっどうしたの?!その子?!」
??「いや〜…帰る途中で拾っちゃってさ〜…ハハハッ」
??「ハハハッじゃなくて、どうすんだよ、その子。」
??「えっ。もちろん育てる。」
??「なっ!!」
??「…。俺は賛成。この子をこいつが拾ったからには俺達には育てる責任ができる。責任を放棄するなんて、
俺は嫌だ。」
??「俺も。この子も育てたい。」
??「俺も賛成。」
??「俺も。」
??「あーもう分かったよ!!別にいいよ!!」
??「やったー!!」
??「てかよく見せて!!」
??「俺も!!」
『こ…んにちわ…?』
??「かわいー!!」
??「あっそうだ!!僕の名前は、br(broooock)!!よろしくね!!」
『br?』
??「あっbrずるい!!俺の名前はna(nakamu)!!よろしく!!」
『na!』
??「俺はkn(きんとき)。よろしくね。」
??「俺はsh(シャークん)!!よろしくな!!」
『kn…!!sh…!』
??「俺はsm(スマイル)。よろしくな。」
??「俺はkr(きりやん)。さっきは断ってごめんな。よろしく。」
『sm,kr!よ…ろ…しく!!』
WT「よろしく/な/ね!!」
「うんっ!!」
kr「じゃあまずは軽く体を拭いてあげたらご飯にするか。」
br「りょうかーい!!拭いてきマース!!」
br「うわーお…すごいボロボロ…」フキフキ
『うぅッ…』
br「あぁっ痛かった?大丈夫?!」
『殴られたところがズキズキする…』
br「痛かったか…ごめんね…。にしてもすごいボロボロ…」
ただ殴られたところがズキズキするってだけで、多分、怪我をしていなかったらすごく優しく拭かれている状態なんだと思う。怪我のせいで痛いけど。
優しい。すごく、優しい。こんなボロボロで汚い僕でも優しくしてくれるなんて、すごく優しい。
brさんの優しい顔が僕は一瞬で好きになった。それに、一緒にいたあの人達も好きになった。この人たちには
ずっと付いていきたい。
br「終わったよーん!!」
kr「おー。速く座ってご飯くえー。」
br「はーい。てか他の皆は?」
kr「先に食べて各々自分の部屋に行ったりしてる。」
br「そうなんだー。」
kr「ほら、そこのご飯食べて、風呂入って来い
君のはこれな?」
『ありがとう…』
br「いただきまーす。」
『いただきます…モグッ…✨️美味しい!!』
kr「おー美味しそうに食べてくれる。」
br「krの料理は美味しいからねー」
僕は夢中になって食べた。おかわりは駄目かと思ったら、krさんはいっぱい食べさせてくれた。
こんなにお腹が満たされたのは、いつぶりだろう。母さんからご飯はあまろ出なかったし、兄弟がいっぱいいたから
お腹が膨れるまでは食べることができなかった。僕よりも小さな弟たちに食べさせないとだから。
それからも、皆すごく優しかった。起きたら全て夢だったんじゃないかと思うくらいに。
ご飯を食べた後はbrさんがお風呂に入れさせてくれて、お水は怖かったけど、優しく体を洗ってくれた。
温かいお布団で眠って、たっぷり眠って、朝起きたら一緒に登る朝日を見に行った。
きれいでおひさまが登っていてきれいで赤いお空を「朝焼け」というのだと教えてもらった。
帰ってきたら皆起きてて皆で一緒に朝食を食べた。その後また遊んで
お昼になったらご飯を食べて、皆で一緒に公園を走り回って皆に甘やかされた。
そんな日が数日続いていった。そのおかげで僕はすくすく成長して、ボロボロじゃないし、お腹も空いてない。
夢なんじゃないかと疑ってしまうくらいには幸せだった。
ある日の朝、
『おはよー』
僕がいつもおふとんから起きてきてリビングにいってすぐ言う言葉。カーテンの開いたリビングへ向かう。
またいつもの生活が始まる。僕はそう思っていた。
『…あ…れ?』
返事がないのだ。いつもなら「おはよー」とか「おきたー?」とか喋りかけてくれるのに
『krー?』
部屋はずっと静か。
『smー?』
僕のペタペタと歩く足音しか聞こえない。
『naー?』
僕の声しか聞こえない
『shー?』
僕の声はしだいに震えてくる
『knー?』
リビングの方へ近づく
ほんのりと金臭い匂いがする。
僕は心のなかで『いやだ。』という感情が支配していた。
僕の想像が的中しないことを。
『…brー?』
でも、僕の予感は的中してしまった。
リビングでは
僕を拾ってくれたbr。
僕にご飯を作ってくれたkr。
僕にゲームの楽しさを教えてくれたsh。
僕と一緒に遊んでくれたsm。
僕と一緒に歌を歌ってくれたkn。
僕に仲間の良さを教えてくれたna。
僕に【幸せ】という2文字を教えてくれた恩人たちが皆、金臭い、真っ赤な液体を流して動かなかった。
『みんな…ねぇ、おはよう…?』
それでも動かない。ユサユサと揺さぶってみてもみんな冷たい。氷を触っているみたいだ。
暖かかったbrの手も冷たくなっている。
そう、みんな僕を残してタヒんでしまっていたのだ。
僕にはそんなの嫌だという気持ちが大きくあった。
悲しみと怒りで、眼の前がくらくらしてきた。
僕は悲しみに暮れたまま、倒れてしまった。
パチッ
僕は目を覚ました。真っ暗だ
あぁ、ここは、
僕は、とある一家の犬として生まれた。
その家は荒れ果てていて、ご飯は余りもらえなかった。
だから母さんからご飯は余り出なかったから生まれて1ヶ月も経っていない僕は自分よりも下の弟妹たちに
多く上げるようにした。だから、僕はいつもお腹をすかせていた。
母は謝っていたけど、僕は『大丈夫』と言った。
主様の仕事がうまくいかなかったようだ。
家族は皆死んだ。ストレスのはけ口にされて、殴られて死んだ。
僕は助けに行けなかった。あんなに、自分を空腹を押し殺してまで育てた兄弟を僕は助けれなかった。皆助けれなかった。
なんとか家から逃げ出すことができたけど、僕は人間に保護されて「保健所」というところに入れられた。
保健所というところにいたおじさんは僕の頭を撫でてくれた。
夜が来て朝が来てそれが何回かあった後、僕は冷たくて、くらい部屋の中に入った。一緒に僕と部屋に入った
お友達といっしょにおじさんはずっと「ごめんな」といって撫でてくれた。その手は暖かかった。
僕たちが部屋に入ったとたん、部屋中が小刻みに震えてきた。
そしたらだんだんと嫌になってきて僕は部屋をずっとカリカリと引っ掻いた。
僕の周りの子も部屋を引っ掻いた。引っ掻いて助けを求めた。
小さな窓があったから皆で一緒に助けを求めた。
窓の奥にはおじさんがいた。「ごめんな」って言って小さなボタンを押した。
そしたらだんだんと息苦しくって、視界がぼんやりとしてきた。
周りの子達は次々と倒れていった。
次は僕の番かもしれない。
死んでしまうなら、それなら今まででもらうことができなかった愛情が欲しい。
優しく撫でて、僕を愛してほしい。動物に対して愛情をもって接してくれる人…そう、前に
主様がテレビというもので見ていた、ボランティア活動で犬や猫を保護して育てているという人たちに、
名前は…えっと…「ワイテルズ」…だっけ?とにかく、愛してほしい。
その人達に僕が今までもらえなかった愛情を。
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はいどうも。HAHAです。ワイテルズ様は余り登場しなくてごめんなさい。
この物語は、「飼い主に捨てられた犬が殺処分される瞬間に自分を愛してくれる誰かに拾われた。」という感じの物語です。
ドリームボックスとは「保護期間を過ぎた犬や猫は、収容されている部屋から狭い廊下へ出されたあと、ボタン1つで動く金属製の壁に押され、ガス室に押し込まれるのです。 そして、その狭い部屋に二酸化炭素ガスを注入し、窒息死させる」という
簡単に言えば殺処分するための部屋です。
「【1分号泣】殺処分ゼロを願って描かれた絵本に涙が止まらない【犬の泣ける話】」という動画を基にして書いたので興味の有る方は見てください。
この物語の主人公、『僕』は犬ということでした。
物語をよく呼んでいったらなんとなく話が噛み合っていないように感じたでしょうか。
特に、ワイテルズ様方が自己紹介したところで、na様が「可愛い〜!!」と言っていたにも関わらず、『僕』がna様を
呼んだときに、言葉がわかるなら、「名前読んでくれた〜!!!」となるはずです(多分)。
そこから、会話が噛み合っていないと察していただけたら嬉しいです。
後半から、「夢見たい」としょっちゅう言っていましたが、実際これは夢です。
『僕』が愛されたいと願う余り、死の間際で夢を見てしまいました。
2列の点々で区切られているところが夢で、それより前とそれより後が現実です。
結局、命は大切にしましょうということです。
見てくださりありがとうございました。
感動したりしたら、コメントで教えてくれたら嬉しいです!!
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