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オレはいつも学校では類と一緒に居た。
そしてある日、類と話していて気づいたんだ、
「類の事が好きだと。」
そして、オレは類に告白したんだ。
オレが類に、
司 「類と一緒に居たり、話したりしているととても楽しいんだ!オレと付き合ってくれ!」
…とな、
そういったら類は困惑していた。
それはそうだな、同性で、自分の1番近くにいた人が自分を好きだと言っているのだから。
類 「…すまないね、君の期待に応えられないよ、それに僕は好きな人が居るし、」
…え、今、なんと言ったんだ?好きな人が…居る?類に?
…居るよな、たとえ類だって恋はするし、彼女も欲しいよな、
司 「…すまなかったな、突然このような事を言ってしまい、」
類 「大丈夫だよ、少し驚いただけさ、」
司 「…ごめんなっ、」
類 「ぁ、!待ってよ!司くん!?」
気づいた頃にはオレは泣きながら走っていた。
…あぁ、失恋とは、こういう気分なのだな、
司 「…気持ちを落ち着かせるために、少し休むか、 」
オレは近くのベンチに腰掛けた。オレが休憩していた所、誰かの足音が聞こえてくる。聞こえてくる足音がだんだん近づいてくる。そして、オレを見た瞬間、オレに声を掛けてきた。
あれ、司?
司 「寧々…?」
オレはその足音が寧々だったとは気づきもしなかった。
そして、オレがその足音が寧々だと気づいた時には、寧々はオレの隣に腰掛けていた。
寧々 「こんな所で何してるの…って、司、さっきまで泣いてたでしょ、目が少し赤くなってる、何 かあったの?」
オレは、寧々が気遣ってくれていることに驚いたが、寧々なりの優しさを感じ、心が少し暖かくなった。
そして、オレは寧々の優しさに感謝し、さっきあった出来事を話した。
…寧々の事だから、「うわ…」とか、「それ、本気で言っているの?」などと言ってきそうだな、
そう思っていたが、寧々は、
寧々 「…辛かったね、」
…と、同情してくれた。
寧々も意外と優しい所もあるのだな、と思った。
だが、オレがその話を話したあと、寧々が少し喜んでいるような表情をしていて、少し不思議だった。
そして、寧々はオレに言ったんだ。
寧々 「…今しかチャンスが無いと思ったから言うね、」
司 「あぁ…? 」
寧々 「私、気づいたの、司が私の歌声を褒めてくれた時、ドキッとして、『あぁ、これが恋なんだなぁ、』って、だから、私と付き合ってくださいっ!」
…!?
なるほどな、「今しかチャンスがない」そういう事か、なら納得だ、さっきオレが失恋話をした時、少し喜んでいるような表情をした時も、オレを気遣ってくれたのも、
全部、全部、オレの事が好きだったからなんだな。
オレはしばらく考え、告白の答えにたどり着いた。
オレは思った通りの言葉を伝えた。
司 「すまんな、寧々、オレは寧々に心を開いてもらえたのは嬉しいが、付き合うことは出来ない、だが、友人にならなr…」
チュッ
司 「…へ?///」
オレが告白の返事を話している間に、寧々がオレの唇にキスをしてきた。
司 「ね、寧々?///」
寧々「私、司と友達になりたい訳じゃないから。」
寧々 「じゃあね。」
そう残して寧々は校舎の方へ歩いていった。
…ちょっと待て、今のキス、オレ、ファーストキスじゃないか!?
司 「お、オレのファーストキスが…」
出来れば類としたかったが、両思いでないなら仕方ない、
司 「…寧々、どうするか、」
その頃類は…?
えむ 「類くん、あたし、類くんの事が好きなのっ、だから、付き合って下さいっ!」
類 「…」
続く
コメント
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Noooooo!!