ちょっと欲しがりな黄さんが書きたかった
𓏸 緑黄
𓏸 R18
👑「今日も仕事やってるん?」
🍵「あっ、ちょ…こら!」
🍵「生徒会室は生徒会しか入っちゃだめだって…」
静寂に暮れる無駄に広い生徒会室に、あたかも生徒会メンバーですのような悪びれる様子のない見慣れた顔がその重たい扉を開ける。
👑「え〜、だめなん?どうせ今日も人いないんでしょ?」
🍵「そうだけど…..」
生徒会メンバーは生徒会長の俺と副会長のらんらん、書記のいるまちゃんの三人で構成されている…..筈なのだが。
生徒会の仕事に熱中するのは俺だけ。
故に、生徒会室に顔を出すのも俺だけということをいい事にみこちゃんは定期的に訪れる。
👑「なぁにその顔っ!」
👑「すちくんだってほんとは俺が来てうれしいくせに!」
小走りで俺の元にやって来ては向かいの席のいるまちゃんの席に勝手に座り、頬杖をついて俺の顔を覗く。
🍵「もう、いるまちゃんに怒られても知らないからね…….」
👑「すんなりと話逸らさないでっ!」
あの二人とも、単体であれば真面目なのにペアとなるとすぐはっちゃけるんだから。
困ったもんだなぁ、あのツートップどうにか解散させなきゃ。
👑「そんな対応だから俺はここまで来てるって言うのに…..」
🍵「だからって部外者が生徒会室入ってるのばれて怒られるの俺なんだってば…」
あざとく頬をぷくーっと膨らましたみこちゃんは、期待しているような横目で俺を見る。
👑「え〜…..すちくんの彼女なのに部外者扱いされるん、?」
🍵「うん、校則的にね」
🍵「だからもう来ちゃダメよ」
座ったばかりのいるまちゃんの席から勢いよく立ち上がり、みこちゃんは不服に唇を尖らせながら俺まで足を歩ませる。
👑「…..生徒会ばっかでかまってくれへんから会いに来てるんに、なんでそんなこと言うんよ」
そのまま半ば強引に足を跨ぎ、俺の膝の上に向かい合うようにしてみこちゃんは座った。
一気に視界がみこちゃんの不満な顔で独占されてパソコンがなにひとつ見えなくなる。
🍵「っちょ、見えないってば…」
🍵「ていうかちょっと重い…..笑」
👑「なっ、…..!?重くあらへんし!//」
恥ずかしそうに顔を顰めるみこちゃんは、間抜けにぽかーんと口を大きく開いた。
その唇に優しく接吻を落として、ふわふわな頭を少し雑に左右へと撫で回す。
🍵「…..ん、おしまい」
👑「っ、なにその犬みたいな扱い…../」
降りてと促すように床に手を向けるも、逆効果だったのかみこちゃんは俺の首に手を回した。
そのままずいっと顔を近づけて、照れくさそうにみこちゃんは目を細める。
👑「…..ね、もういっかい」
👑「もういっかいちゅーして、…/」
久しぶりに構ってあげたことで今までの寂しさが一気にフラッシュバックしたのか、興奮したように饒舌になるみこちゃん。
🍵「だーめ。」
🍵「それより、仕事終わんなくなっちゃうから降りて欲しいなぁ〜…..笑」
愛らしく「くぅ〜ん…..」と鳴く小型犬にも見えるみこちゃんをめいいっぱい頭を撫で回し、どうにか抑えようとするが中々治まらない。
👑「なぁんで、普段構ってくれない分今返してくれたっていいじゃん…」
👑「ちゅーしてくれるまで降りへんもん、」
俺の肩に顔を埋め、頭をふるふると横に小さく振っては手を絡めてくる。
ちゃっかり俺の匂い嗅いでるじゃんと察しながらも俺は動揺せず、みこちゃんに降りてと連呼する。
🍵「仕事おわったらするから、ね?」
👑「…うそつき、そう言って守ってくれたこと無いもん」
みこちゃんの髪の毛が俺の首に触れては擽ったくて仕事どころではない。
いくら細身とは言え高校生男子の体重をお世辞でも軽いとは言えないし、足腰も限界だ。
🍵「…..みこちゃん、今日我儘だね」
👑「っぇ、……./」
無造作にぷらぷらと揺れるみこちゃんの足に手を添わせ、太腿の上をいやらしくなぞってみる。
ぴくりと浮いたみこちゃんの腰を見て、俺は何かを確信して腰に手をやった。
🍵「…..いいよ、お望み通りに満足させてあげる」
👑「っぅ、〜〜〜〜゙っ、…..♡」
👑「…っは、…ぅ、…../(涙目)」
さっきとは相変わらず椅子に座る俺の上にみこちゃんが乗っかる。
ただ、乗っかるというよりひとつに繋がっているのがさっきとは違う点だけど。
👑「…っおく、きてる、っ…..♡//」
👑「やば…っくるし、ぃ…っ…/(泣)」
俺の肩に顔を埋めて、熱を含んだ甘い声で苦しいだの気持ちいだの弱音と煽りを交互に呟いていく。
耳にかかる不規則で荒いみこちゃんの吐息がくすぐったい。
🍵「…..へぇ、対面座位好きなの?」
苦しいと言いながらもゆるゆると腰を振っては自分でイイトコロに当てているのがばればれだ。
発情期のような思春期のような雄犬が俺の上で前立腺を必死に探っている。
👑「っぅ、…好き、すき…っ、♡」
👑「あ、…っん、…../(泣)」
強く吹く風のままにカーテンはふわっと膨らみ、そのまま捲られた隙間から白い光が差し込む。その光に照らされたみこちゃんの汗は光沢を見せ、ダイヤモンドのようにきらきらと眩く輝く。
🍵「…..こんなので汗だくだけど、まだ全然だからね」
👑「っへ、…?♡」
上半身の突起物を軽く擦ってみる。
焦らしてみる程度、弄ぶ程度に。
👑「っや、…さわんな、ぃで…っ、♡」
👑「や、…っんん、…/♡」
少しだけぷっくりした胸。
最後に弄ったのいつだっけ…なんて思考を巡らせながら爪を立ててカリカリしてみる。
🍵「…いるまちゃん達帰ってきたらびっくりするだろうね?笑」
👑「っや、…はれんちな姿、すちくんにしか、っ見られたくなぃ、…っ、♡(泣)」
紅潮させながら大粒の涙を落として、ふるふると弱気に首を振る姿に不意にもぞくりと来る。
今俺たち、本当に繋がってるんだって再度実感するとなんだか身体が熱くなっていく。
👑「っうぇ、や…っ、…//」
👑「まだおおきくなって、る…..♡」
どんなみこちゃんの言動でさえも煽っているようにしか捉えられなくなっていく。
そんな様子にまた俺は何かを擽られて。
🍵「…..みこちゃんが悪いんだよ。」
🍵「お仕事の邪魔なんてするから」
満更でもないような顔でいやらしく微笑んだみこちゃんは目を細めて、こくりと小さく頷いた。
👑「…っうん、おれがわるいよ…っ、♡」
👑「おしごとの邪魔した…っ、おれのせいだもんね、…♡」
みこちゃんは身体でアンサーを表すかのようにさっきよりも下品に、それでいて可愛らしく腰をゆっくりと振った。
コメント
108件
えまって最高すぎるんだけど??? いつもは大型犬って比喩される黄さんだけど、欲しがったときは小型犬なの最高に可愛くて最高に解釈一致で好き😭😭 最初は渋ってた緑さんも押されて最終的には押す側になってんのまじ尊い🤦♀️💓 投稿ありがとう🥰💕!
き"ゃぁぁぁ!!緑黄だわ。緑黄だ。 リアルに昨日このコメント打ってるときに寝落ちますた✌🏻💗 ⬆️だからか知らんけど夢に緑黄出てきたきもすぎやばすぎ最高 先日の緑黄とのシチュのギャップがすごすぎて風邪引きそうです骨折しました✋🏻🥲🦴 誘う受けな黄さんめちゃ絶滅危惧種だから美味しすぎて無限に食える🤤🤤🤤 紫さんの席に座った⬅️コレも結構重大ニュース💜💛 犬扱いされて照れてんのMでしかなくて吐きそう可愛い💗🥺
なんでここまでオシャレに書けるんだ…????🫠🫠💖 まずもう題名の時点で私の特に大好きなものだと確信して見に来たら予想の斜め上いったまじで可愛すぎる😭💖 緑くんがドSとかよく見るし黄くんが純粋っていうので溢れかえってる中、学パロでここまで黄くんの可愛さを引き出せるのはほしのちゃんだけ。絶対に。( ・´ー・`)⬅️ 最後の最後の黄くんのセリフがあまりにも意味深で好きすぎる🤦🏻♀️🩷 とりあえず緑くんに依存してといてくれ(え) ほしのちゃんって本当に色んな人が書いてるから同じようなものをほしのちゃんの書き方で書くんじゃなくて初めて見る展開を開かせるのが上手すぎてマジで尊敬でしかない( т т )♡