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嘔吐⚠️
kiisですがその中に恋なんてありません
憎しみ、恨み、嫌悪など甘々では無いのでご注意ください
そろそろ退いてくれないだろうか
気分を悪くさせたならまぁ一応気遣いはしてやらないこともないが…
だとしても無言は何を伝えたいのか分からない
書くものがないから伝えることも出来ないし
「お前は何がしたい」
やっと口を開いたと思ったら意味不明な言葉を発された
頭の中ハテナマークでたくさんでよく分からなかった
もしかして喧嘩を売られているのか?
それなら全力で買うぜ
「頭の中お花畑で呑気に生きてアホみたいに笑顔を振りまくと思えば人を踏み台にする…お前はなんなんだ?」
喧嘩か?喧嘩だ、なんなんだとはこっちが言いたい
去勢しやがれカス
「…その目がクソ大っ嫌いだ、嫌いで嫌いで…今すぐ死んでくれ」
…お?今日はやけに逃げ気味だ
まさか自分自身でやるのではなく相手に丸投げ
それに懇願か?お願いをされた
きっしょく悪ぃ
声が出ない代わりに襟髪をつかみ体をどかした
何がしたいのか分からないが俺を巻き込むな
お前の慈悲に付き合うほど俺はお前の事を思っていない
お前のサッカーを食うだけだ
サッカーに力を抜いたら殺す
体調を崩し死んだら殺す
けれどお前のサッカーを食って美味しく無くなればお前はもう要らない
俺の人生に必要ない
たったそれだけだ
(I will kill you, surely)
俺だってお前が嫌いだ
世間は不仲、犬猿の仲だと言われているもののカップルだの夫婦だのそうなるのなら俺はお前を殺すぐらいには
嫌いだ
大嫌いだよクソカイザー
その憎ったらしい顔も何考えてんのか分からない表情も全てが嫌いだ
その苦しそうな表情も嫌いだよ
散々な目にあったな
ワンオンワン付き合ってやったのにあの仕打ちとは
「潔!探したぞ!」
(黒名、ごめん)
「嫌、大丈夫だ。ご飯行くぞ」
(おう)
今日は鮭の気分だ
酸っぱいものを食べたい
声が出なくなって1週間経ったけれどすぐには治んないよな
「おい世一」
ナスが現れた、句はまだなのに
「カイザーはどちらへ行かれたか分かりますか?クソ世一とOneononeをすると言って世一は帰って来たのにカイザーは帰ってきていないんです」
(Kaiser’s room…Maybe)
「多分って…巫山戯てるんですか?殺しますよ?」
さっきまでは居たけど多分もう出ているだろうから分からないだけだ
臍に向かって人差し指を突きつけてやった
何か喚いて居たけど記憶にないね
カイザーside___
世一が面白いことになったと聞いてちょっかいをかけてやろうと思っていた
見てみたら随分とまぁ弱々しくなった姿
面白みの欠けらも無い少しはそのウザったらしいエゴイズムで面白くなるのではと思っていたが想定外
おっと、そうだった
世一はコート上以外ではおしとやかな腹が立つほどのお人好しだったな
俺のしたことが…
まぁ、どうでもいいが
唯、その目は気に食わない
心を掻きむしりたくなる衝動にかけられる時には病気にでもなったかと何回も病院に行ったのを覚えている
この原因はクソ世一だろう
突き止めてやる
「世一、Oneononeをしよう」
でかい目を更にでかくした時にはさすがに落ちてくるのではとハラハラした
ゲームをし終わり世一がいつも通りキャンキャンと吠えているのを見ていながら言い返しているとまた同じ衝動にかけられた
なんなんだ?なんだコイツ
コイツのせいで俺が壊れかけている
こいつといると頭がおかしくなりそうだ
俺はアレルギー反応のような蕁麻疹が起き始めていた
なんだこれ
くそ理解出来ん
嗚呼、クソ嫌いだ
存在全てが
大っ嫌いだ
「今すぐ死んでくれ」
嫌悪感丸出しな世一に体を押されペンで文字を描き始めたと思ったら煽り言葉
汚物でも見るような目でそれでも瞳の奥にメラメラと炎が放っている
その目が嫌いなんだよ
突き放すなら最後まで突き放せ
中途半端は求めてない
お前は一体なんなんだよ
何がしたいんだ
消えてくれ
俺の前からいなくなってくれ
出来ればこの世からも
お前がいると息がしづらいんだよ
頼むから
(NO)
ずいっと俺の目の前にいいえと書かれた紙を押し寄せて眉間にシワを寄せた世一がそこに立っていた
「…は?」
(are you moking youself?)
「おまっ…なんで」
何故ここに?
声に出ていたか?と疑問は沢山だったが声に出てこない
声が無くなったようだ
(or you dumb?)
「あ?」
(ah~…I see. you were lonely, right?)
寂しかった?俺が?
そんなわけないだろ
「デタラメ言うな、この俺が寂しいだと?嘘をつくならもっとマシな嘘をつけ」
(no joke. )
「だったら何だ、世一は何が望みだ?ん?」
(I want to see ugly shape )
「…趣味が悪いこと、そんな日は来ないけどな。まぁクソ弱弱な世一には顔を歪める事などない。絶対にだ」
(but why do you cry?)
「…は?」
(you crying)
冷たい何かが地面に落ちるような音がした
すとんっと心に何かが収まるような
包んでくれるような
そんな気持ちだった
これがなんなのか分からないが余計に腹が立つ
収まるような気持ちから苛立ちに変わっていく
なぜ泣いている
なぜ俺は泣いているものの悔しさがない
なぜ俺は世一ならいいと思ってしまうのだ
ああ、嫌だ
全部世一のせいだ
こんな知らない感情、経験したことない
なにかの病気か?思いつかない
頭でもおかしくなったのか
精神的な病なのか?
焦るな、冷静でいろ
(Let’s be honest, Kaiser)
「…俺は至ってクソ素直だ」
(don’t lie, because you look like you’re in pain)
「目が腐ってるんじゃないのか?俺は怒ってるんだ。なぁ、どこをどう見たら苦しんでるんだよ」
(eyes look like it)
「…そうかよ、…用がないのなら出ていけ。飯は後で食う」
(NO)
「っだから!出てけと言っている!」
(why?)
「それはっ……邪魔だからだ、このままじゃお前を殺しちまう」
(you are kind so you can’t do it)
「おまえっ…」
なんなんだこのエゴイスト
殺害宣言を受けてそれでもなお俺が優しいだと?
何を言ってやがる
頭がクソ破裂でもしたのか?
(Do it. I’m free)
そうだ
その首を閉めればすぐに死ぬ
この世から潔世一という男が消える
俺の衝動も消える
ほら、やれよ
やれって
首を鷲掴み地面に容赦なく倒れ落ちた
ほら、目の前だ
お前の天敵の命は目の前
この手で締めるだけ
力を込めれば…
(Look, you can’t do it, right?)
「…嗚呼、出来ないさ」
なぜできない
何故
(you are kind)
「おい、ネス」
「はい!」
「世一と話すと心臓を掻きむしりたくなる衝動はどうやったら止められる?」
「世一を殺すのがいいんじゃない?いやその方がいいよ!、あ!でも安心して!僕の手で殺るから!」
「…嗚呼」
「いやいや、ちょいまちぃな」
「おや?なんのようです?羊」
「潔君を殺すとか聞き捨てならないわ、てか皇帝様は恋してんとちゃいます?」
「…はい?!」
「…あ?」
「だってそらそうやろ〜、潔君の前だけで心臓が潰れるぐらい苦しいんやろ?もう恋やて、嫌ァこんな暑ぐるしい男集団の中に砂糖加えられるんかぁ…」
「んなわけないでしょ!絶対にない!認めないですからね!僕!」
恋…恋か
この俺が?…鳥肌が立つ
「無自覚なのが一番の罪やで、無自覚はどれほど怖いことか…」
「だから恋なんてしてませんよ!カイザーはどれほどの美人とあっても頬ひとつ染めないんですから!」
「そら、一途なんちゃうの?よく言うやんタイプがあっても好きな人とは真逆なやつ」
「俺はもう行く」
「え?!カイザーちょっと待って!」
世界が滅んでもないな
俺があんなチンチクリンに情を抱いているのなら洗脳されているに違いない
「ちゃんと自分を見な分からんでー」
「氷織?何やってるんだ?」
「お、黒名君やん。さっき皇帝様に恋愛相談しててん」
「あ、あいつが…?」
「そうそう、おもろいやろ?」
「誰々?」
「潔君」
「…は?!」
「青春やね〜」
俺が?アイツに?
冗談でも笑えない
考えただけで吐き気がする
気持ち悪い
「お”ぇ”ッ…ぅッ」
こんな拒否しているのに恋だと?こんな感情が恋など笑わせるな
クソ理解出来ん
あの憎たらしい顔を握り潰せればどれだけ楽なんだ
声が出ないなどあいつの管理不足
ストレス性ならそれを発散する方法がないのもあいつの努力不足
除却法で俺が原因というのはわかる
逆に俺以外誰がいるんだ
けど俺が原因なのは気が良い
(Hey,Kaiser)
「あ?」
(Have you eaten lunch yet?)
「まだだ」
(OK,let’s go!Kaiser!)
手をグンッと引っ張り無駄に長い廊下を走りながら後ろを向く世一
「は?」
(let’s eat together!)
ぶれながらも紙を精一杯見せてくる姿は無邪気で、壁なんて気にしない好青年だった
先程まで毛嫌いして殺そうとまでした相手はそんなことも忘れたのか走る度に風が強くなるのを肌で感じている
(you are lonely)
嫌いだけどちゃんとカイザーのことを理解しようとしている潔世一とそんな潔世一を気持ち悪いと思うミヒャエル・カイザーの関係性が意外と刺さる
2024/10/6