天使度があと4%で100%にナる。
『100%ニなったら、どーナるんだろ。』
時刻は23時59分。もウ少しデ明日になる。
眠ろうと目を閉死たら、背中に激痛が羽死ッ堕。
『い”ッ~~ッあ”ぅぅ”ッッ』
言葉が喋れない。うごけない。
痛みに疲れ、そのまま私は眠ってしまった。
朝起きると、痛みは亡苦無ッテゐ堕
イ
タ
ク
ナ
イ
『イタクナイ。』
時刻は、7時44分だった。
背中に違和感を覚えたワタシは、鏡を見ようとした。
が、
ベットに着いてるソレと、
床に散らばったソレ、
人間のワタシにしがみついているソレを見れば、
背中のナニがよく分かる。
羽がはえている。
説明は要らなかった。
天使度を見てみると、100%とのっていた。
ただ、天使度の前に小さい文字がある。
拡大すると、こう乗っている。
【堕天使】100%
身体中の神経が痺れた気がした。
次に羽を見た時、白かった羽は黒く、そして少しだけ滲むように紅く、染まっていた。
『ナニコレ…』
鏡で自分の姿を確認しようとした。
目を疑った。
私の肌はありえないほど白く、目が赤黒く、背中からはえていた白いはずのソレはやはり紅黒く染まっていた。
『ダテンシッテ、ナニ?』
何故か私は堕天使となった。
その診断をしてから。
染まってしまったのだ。
染まりきっては戻れない
《1年後》
「色診断って知ってるー?」
「えなにそれ」
「これなんだけどー」
『アナタモクロクナルンダネ』
そまりきるマデ #Mint’s contest
finish
コメント
24件
物語の構成神過ぎます😇✨💕 途中途中カタカナ入れたり漢字にしてるのが雰囲気でてて最高です👍