コメント
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今回も神ってましたぁぁぁ!!! え、まじかよ誌音たん!!?そんなのあったのね、、、? これ何人vs1人?2人?なんだろ、、これ誌音たん1人で皆を相手にしてるとしたら大分すごいよ() とりあえずうちらは見守るしかないな、、、(は?) 次回もめっっっっさ楽しみいいいいぃ!!!!
すんごい戦ってる…(そんですんごいいい戦い!!(今日こそはイラスト描きます…︎︎!!👍
詩音は波の中で狂ったように笑った。
「はっはっはっ! 水責めかぁ!? いいねぇ、爽やかだ!」
水流に飲み込まれながらも、彼女はナイフをギラつかせて飛び込んでくる。
「でもなぁ――悪いな、私は普段から幻が住処なんだ!」
葵の幻が効かないのと同じように、主の水の圧力もどこ吹く風。
彼女はまるで水の中でも呼吸ができるように、そのまま突進してきた。
「クソっ!」主が後退する。
バルドが戦斧を振るった。水を割りながら、詩音に向かって一閃――だが、詩音は紙一重でそれをかわす。
「おっと、危ない危ない!」
彼女は水を蹴って跳躍し、バルドの肩の上に着地する。
「重いなぁ、アンタ。」
ナイフの刃先を、バルドの首筋に添えながら囁いた。
「その鎧、邪魔なんじゃね?」
「ほざけ。」
バルドはそのまま自分ごと壁に突進し、詩音を叩きつける!
ドガァンッ!!と、壁が崩壊。
「ぐっ……!」詩音が咳き込みながら転がる。
――だが、笑みは消えない。
「へぇ……いいねぇ、バルド。アンタ、やっぱ強ぇなぁ。」
血を拭いながら、詩音は立ち上がる。
「じゃあ、もっと楽しまなきゃなぁ……」
彼女はポケットから、青白い粉末のカプセルを取り出した。
主の顔が強張る。
「……それ、何?」
「ん? ただの”ブースター”さ。」
ニヤリと笑って、詩音はカプセルをバリッと噛み砕いた。
――次の瞬間、彼女の目がギラつき、動きが異常に加速する。
「さぁ――ここからが本番だぜぇぇぇぇ!!!」
地獄の幕が、完全に開いた。