💙💛
「ここがこうなって…
おい、藤澤!聞いてるのか!」
「…あ、ごめんなさい!!」
「もういい!廊下に立ってろ!」
「はぁい…」
「…涼ちゃん居ないとつまんないんだけど…行っちゃお! 」
「おい!山中!!勝手に外に出るなーッ!!」
「廊下に立ってまーす!」
「綾華…なんで来たの」
「明らかに涼ちゃんが上の空だったから?」
「なんで疑問形…?」
「まあまあ!!で!何があったの?」
「えと、、昨日校内巡りあったでしょ?その時のペアの子がさ、めちゃくちゃかっこよかった」
「…涼ちゃんの初恋?」
「そうかも…」
「うわぁー!!やっとだ!」
「…どうしたら好きになって貰えるかな、」
「ん〜、会いに行くとか?」
「…分かった、行く、」
「がんばれ♪」
ガラッ
「若井滉斗くん居ますか…?」
「え、あれ誰??めちゃくちゃかわいい」
「付き合いてぇ…」
「やば、超かわいい」
「若井!呼ばれてんぞ!」
「うえっ!?マジ!?」
「マジ!早く行け!」
「…あ!昨日の!凉架先輩!」
「そうそう!」
「どうしたんスか?」
「…会いたくなっちゃって…笑」
はぁぁぁ???そういうとこ!!マジでそういうとこだよ!!!!
「…かわいい、、先輩もっと危機感持ってくださいよぉ…」
「かわいいって…君と2歳も離れてるのに何言ってんだか…笑」
「かわいーですよぉ…小さいところも、優しいとこも…」
「そんなこと言わなくてもいいよぉ、、」
「屋上行きましょ!」
「んぇ…ちょ、引っ張らないで〜」
「屋上まで来てなにするの?」
「雑談…?」
「なんかみんな疑問形だなぁ…」
「みんな?」
「いやいや!わかった!雑談ね!雑談しよ!」
「…彼氏いるんですか」
「彼氏…居ないけど、、好きな人は居るよ、」
「え」
「え?」
嘘でしょ…??好きな人居んの???先輩の好きな人なんて聞き出せねーよぉぉぉ!!!
「あ、あの、、好きなタイプは…」
「んーとね、優しい人!」
「俺に勝ち目ねぇじゃん…」
「勝ち目?なんか大会あるの?」
「違います。」
「そっかぁ」
「俺、先輩の好きな人が羨ましいです。」
「…え、あ、ひろとく…」
「じゃあ、また お昼なったらまたここに来てください」
「羨ましいって…どういうことなの…////」
滉斗くんがよくわかんないこと言うから顔が熱い… ほんと君はずるいよ。どこまで僕を惚れさせちゃうの?
コメント
3件
無理。 どういうこと???好きです。うん。…最高すぎてどういう反応すればいいか分からん…