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桜の舞う春、新しい季節が始まる
今日から高校生活スタートだ
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バスでの移動中
櫛田「あの、おばあさんに席を代わってもらっても良いかな? そこは優先席だし」
綾小路(面倒なことをしてるな)
生徒「はぁ?年寄りだけ敬えってのか?席なら他のとこが空いてるだろ 」
櫛田「っ、、」
おばあさん「私は大丈夫だから、ありがとうね」
櫛田「おばあさん、、」
〇〇「、、、」(席を立つ)
櫛田「席譲ってくれるの、?」
〇〇「まぁもう降りるから大丈夫だよ」
綾小路(同じ学校なのに降りる場所が違う、道を間違えたか、、?)
〇〇「歩きか、遠いな」
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学校到着
キーンコーンカーンコーン
入学式が終わりそれぞれのクラスに向かう
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平田「みんな、先生はまだ来ないみたいだし自己紹介でもしようと思うんだけどいいかな?」
軽井沢「賛成〜私たちまだ名前も知らないし」
生徒「確かに」
平田「僕は平田洋介、気がるに洋介って呼んでもらっていいよ」
前の列から順に自己紹介をし始めた
〇〇(なんて言えばいいんだろ )
平田「それじゃ次に君教えて貰ってもいいかな?」
〇〇「△△・〇〇趣味は、、、絵を描く事です」
ぱちぱちっ
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教室に拍手の音が響く
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綾小路(、、、次は俺か)
綾小路「綾小路清隆です。趣味は特にありません、よろしくお願いします」
パチパチッ
ーーーーー
音が響くことの無い拍手をされる
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先生が教室に着き、学校のルールについての説明、各生徒にポイントが配られる作業が終わり休み時間になった。早くもグループになっている所も数カ所あった。
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綾小路(ちょっとコイツに話しかけてみるか、、 )
綾小路「なぁちょっといいか?」
〇〇「、、私に用? 」
綾小路「初対面、、みたいな顔してるな」
〇〇「初対面ではないけどこうやって話すのは初めてじゃない?バスとかで会ってたかもしれないけど、、」
綾小路「いつまで知らないフリをするんだお前は、、」
〇〇「はぁ〜また君と同じ学校で同じクラスなの?」
綾小路「偶然もあるものだな、小学校、中学校、高校すべて同じクラスとは」
〇〇「まぁ喋り相手くらいにはなってあげるよ、友達居ないんだろうし」
綾小路「友達いないのはお前もだろ」
〇〇「私の友達は1人いれば十分、わかったらそこどいて」
綾小路「1人、、俺のこと友達だと思ってたのか」
〇〇「べ、、つに、気まぐれだもん、、、」
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こうして今日は俺の友達が1人できて終わった