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医者「どこが痛いところはありませんか?」
シャル「大丈夫です」
医者「良かったです、ですがまだ傷は塞がっていないのでお薬は飲んでください。」
シャル「うん、ありがとう」
(え!?悪役令息がそんなに優しい口調で喋るの!?って思ったね?
(シャルロットは元々いい子なんだ、だけど色々な困難があり性格がひん曲がってしまったんだよ。
(誰に話してるんだろう
ロート「お昼ご飯の時間になったら呼びに来るわね」
シャル「はい、お母様」
(メイドか執事に呼ばせればいいのに、メイド達に避けられてるシャルロットに気遣ってるんだな。
誰もいない部屋、やるべきことは1つ!
シャル「ステータスオープン」
…
…
シャル「や、やっぱでないか…」
うぃん 目の前に現れた水色の板。
シャル「じ、時間差っ」
《ステータス》
シャルロット・ウィル・メルーデル
(御宮 碧)
年齢 10 性別 男
闇属性
︎︎︎︎︎︎︎︎ 属性
属性 解放には??????
御宮 碧というもう1人の人間がいるため二属性を獲得可能
シャル「?何も書いてない属性?解放には?」
シャル「うーん、どの角度で見ても読めない…」
シャル「…え!?二属性獲得出来るの!?」
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興奮で喜びの舞をしていたら傷が痛んだのでベッドで休憩中___
シャル「そろそろお昼だ、着替えないと」
あまり着慣れない服なはずなのにスルスルと着れた、シャルロットの身体だからだろうか。
シャル「うーん、小説の描写でもあったけど、やっぱり少しひらひらが多いい…」
コンコンコン
ロート「シャルロット、お昼ご飯の時間ですよ、一緒に行きましょう。」
シャル「はい!今行きます」
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ナシード「おお、来たかシャルロット、身体の具合はもういいのか?」
ナシード・メルーデル この国の国王だ。
ロイが来てからの国王の変わりようにはイラつきが抑えられないが、シャルロットの為に抑えた。
シャル「……はい、お父様もう大丈夫です」
シャル「…おっ兄様も御機嫌よう」
兄はこの物語に必要が無いのであればすぐさま退場願います…!
マヌケ「…」
…ああマヌケじゃなかった!この人は長男のシュルト・メルーデル
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書庫
シャル「…魔力欠損を治す方法は…」
ロイが来てから入学式が始まる間にロート、母は魔力欠損になる。
魔力欠損
体内で魔力が回らず脚から徐々に動かなくなり最後には死ぬ病気。治療法は見つかっていない。
シャル「小説には、治すには聖人による光の治癒と書いていた…俺が光魔法を手に入れたとしても治癒はできない。」
シャル「ロイはまだ光の治癒は出来ない歳だ…」
そこからは必死に探した、紙に俺の読んだ小説を思い出し書き写し、家中の書庫を探して、王都に出て読んだりもした。
春も夏も秋も冬も、毎日探した。
それでも見つからず4年がすぎた
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2話 END 11⁄30
2話になると何故か主人公が結構喋るようになるんですよね、身体に馴染んで来たってことにしてください