コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「この不滅の愛を何度だって」
「蒼 碧斗の彼氏だった 記憶喪失になり、碧斗の事だけを忘れてしまった」
「碧斗 蒼の彼女だった」
let’s go
今日は蒼とのデート、張り切って準備をしてデート場所に向かう。
今日もかっこいいなぁ、と見惚れていると、蒼もこちらに気付き近寄ろうとした。
でも、そこの間には信号機があった。
「蒼、!?救急車呼ばないと…ぁえっと、」
最愛の人であった彼が車に轢かれた。
一瞬の事だった。でも、それはずっとこれからも忘れないだろう。もっと早く、
「待っといて!」と言っていたら…俺が蒼を守ることも出来たかもしれない。
「なんで…(泣」
蒼が居ない生活になって1ヶ月が経とうとしていた。でも、外に出る気にもなれなくて。
ご飯を食べて、寝て、お見舞いに行って…その繰り返しだけの生活。今まで恥ずかしくて言えなかったけど…
「ねぇ、蒼。大好きだよ?//」
すると、俺の目がおかしくなったのだろうか。
一瞬蒼が微笑んでくれた気がした。
「、蒼、?お願いだよ…」
それからどうしても会いたくなってお見舞いに行く。苦しそうな機械とかをたくさん付けられていて、その姿はとても弱々しかった。
「…ぅ”う…」
「蒼、!!」
見た目と同じで声もとても弱弱しかったけれど、確かに…確かに声を出していた。
「ん、…んっ」
そう言って起き上がった。
「蒼!!起きて良かった…」
「、??」
次の瞬間俺は駆け出していた。だって
「誰…ですか?」
なんて言うんだもん。
駆け出していたというか、目の前の現実から逃げ出していた。そんなの…信じたくない。
俺の事を忘れたなんて…
「なんで…なんで(泣」
俺は家に帰った。それから1日2日3日…月日は過ぎていくけどお見舞いにも行かない日が続いた。