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あれから何週間か経ち、wt国とA国の戦いの日になった
パァンという大きな銃声音がなり響き、前線の人達の声が響いていた
…最初はけが人も運ばれてこないから暇なんだよなあ。
そう思い俺は少しぼーっとしていた
だから気づかなかった
…まさかアイツがこっちにいるなんて
グイ
kn「はっ、!?」
後ろから何者かに引っ張られ、手で目を隠されてしまった
? 「…静かにして…」
耳元で誰かの声が聞こえる
…この声まさか…
kn「ぶr…」
? 「静かに。」
? 「…インカム外して。」
…ダメ。外してはいけない。
頭では分かっているのに身体は納得してくれなかった。
? 「ありがとう。そのまま静かにね。」
そう言いながらどこかへ連れていかれる
…もし本当にBroooockだとしてなぜここにいるのだろう。
Broooockは戦いにおいて重要な人物。
遠距離でBroooockが殺していくからこそ、シャケもきりやんも倒す量が減って楽になる
…Broooockがいないとシャケ達死んじゃわないかな。大丈夫かな。
…敵国の心配なんて…しちゃいけないのに…
しばらく歩いていると、戦っている人達の声がすごく小さなところまで来ていた
バッ
br「きんさん!!」
急に目隠ししていた手を離したかと思うと抱きついてきた
…もう、抱きつかれるような関係じゃない…
そう思い、俺は彼から離れた。
br「…きんさん…?」
kn「何しに来たの?」
br「何って…きんさんを助けn…」
kn「助けなんて誰も求めてない。」
…きつい言い方をしてごめん…。
ちらっとBroooockの方を見ると 目に涙をためていた
kn「俺は元々A国の人間だし、こんなことされても助けになんかならない。」
…彼の顔をずっと見ていられなくて、俺は目を逸らしながら話していた
彼がここまで泣いていて、傷ついている表情を見たのは初めてだったから。
俺はそんなにBroooockの中で大きな存在になっていたのかな…。
しばらく無言状態が続いていた時、Broooockのインカムからジジジと音が聞こえた
br「え、!?わ、分かった、!!すぐ行く!」
…多分wt国の方が押されているんだろう。
そりゃそうだ。
だって情報は全て渡している。
今回の作戦だって何もかも…
作戦はおそらく変えてきてるだろうけど、一人一人の弱点だったりとかは全て変わることの無い情報。
それなのに、Broooockが居ないとなると手薄になる訳だからより攻めやすい。
…もう少し経つとA国の奴らが運ばれてくるかもしれない。
そう思い、俺はBroooockに背を向け歩き出した時、Broooockに引っ張られてしまった
グイ
kn「ちょ、!?」
br「助けなんて言ってごめん。」
「確かにきんときの気持ちが分からない以上、助けなんて言うべきじゃなかった。でも、僕らはきんときがこっちに居てくれないと嫌だ。」
…そんなこと言われても…。
そんなこと言われても俺はA国の人間…。
wt国に居ることは出来ない。
裏切り行為になってしまう。
彼は俺の心を読んだかのようにこういった
br「裏切りなんて事にならないようこっちがA国の総統を殺してあげる。だから安心してこっちへ来て」
…裏切ったのに…なんでそんなに優しいんだよ…