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やっと振動に解放されホッとするが、乱れた息はなかなか整わない。
はあはあと大きく体で呼吸するせーやに、さのは水を差し出した。
「あ···」
ありがとう、と言いたいのに声が詰まって出ない。自分で思っていたより、喉がカラカラのようだった。
呼吸の合間になんとか水を飲み進めると、少し落ち着いてきた。
さのも、ちゃんと飲んでるかな?なんて思ってチラリと見ると、既に空になったコップを持ったまま、こちらを見ていた。
「なに?」
あんまり見つめられるとむず痒く、せーやは少しぶっきらぼうに尋ねた。
「んーん。可愛いなぁと思て」
さのは、ことある毎にせーやを可愛いと言う。さすがに慣れてきた。
「せーやくん、嫌や無かった?おれのために無理してへん?」
さのは、少し声色を落として聞いた。
いつもこうだ。恋人としてのさのは、せーやを第一に優先する。
「···さのが···、したいんやったら嫌やない」
せーやはせーやで、さのの好みに染まっていくのを望んでいた。
それは、さのが望む、「自分なしではいられない、2度と女の子を抱けない体」に進んでゆく事だった。
はじめて2人が結ばれた日、さのは言っていた。
何としても、せーやを離さない為にそうする、と。
正直嬉しかった。
せーやも、さのが離れるなら呪い殺そうとしていたのだから。
「ありがとう。でも体力的にキツかったら、それはほんまに言うてな?」
「え?おじいちゃん扱いしてない?」
「歳上やから~(笑)」
時々こうして、揶揄うが歳の差によるものの違いがさのには分からないのは仕方ない。
せーやだって、正直さのの若さには驚く事がある。···色々と。
「おっ前、体力やったらスポーツやっててんで?おれの方が絶対あるやろ」
「······それは確かにそうかも」
せーやの身体能力を思い出し、さのは納得した。
「せやから···」
「うん?」
「玩具やのうて、さのの···いれて欲しい···」
空になったコップを握りしめながら、上目遣いで「だめ?」と可愛く首を傾げた。
だめな訳が無い。
さのは、この衝撃だけで一気に血が集中した。
せーやは、さのの猛々しいペ●スにコンドームをスルスルはめると、その若さに興奮した。
相変わらず逞しい。
「せーやくん、ぎゅーしながらしましょ」
「するっ!」
誘われ、せーやは胡座をかいたさのの前に跨った。
向かい合って抱き合う。そういえば、今日はあまりこうしていなかった、と思い出し嬉しくなった。
「腰、下ろして?」
「ん」
ゆっくり腰を下ろすと、あてがわれた熱がせーやの中に入ってきた。
先程までの玩具との違いに、お腹の中が期待でゾワゾワした。
「ふ···ッ、うん···」
その圧迫感に馴染むまで、しばらく息を吐いてのがす。
「ん``ーっ、さのぉ···」
せーやは、ぐりぐりと頭をさのの肩に押し付けた。
甘えているのだ。
「なぁにぃ?」
笑いながらぐしゃぐしゃと頭を撫でると、肩元から「んへへ」と笑い声が聞こえた。
顔は見えないが、きっとくしゃくしゃの笑顔をしている筈だ。
ぎゅっとお互い抱き締めあう。
「なぁさの」
「はい」
「······さっきの見て、さのは興奮した?」
「めちゃくちゃしましたけど」
せーやは、ふーん、と少し不思議そうに返事をした。
相変わらずせーやは、さのを魅了している事に自覚が無い。
「せーやくんが、あんなえっちな事して、あーんな顔してくれんねんもん。しばらく夢に見るわ」
「なんやねんそれ」
せーやは、はは、と笑ってさのの背中をグーで叩いた。
「···んッ」
「せーやくんも、ちょっと動けます?」
「うん、ちょっとなら」
おそらく、先程の事で脚がガクガクになっている筈だ。
できるだけ、無理はして欲しくない。
さのは、せーやの腰を掴むと少しづつ動かした。
「ん、んっ···」
緩い快感に、心地良さを感じる。
せーやはさのの背中に腕を回したまま、体を擦り付けるように動いた。
同時に、間にある己のペ●スも刺激される。
「んンッ!あっ」
それを合図に、さのの揺さぶりも大きくなってゆく。