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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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続きです


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今日も今日とですることが無くて暇だ。部屋に置いてある数冊の本も何回読んだか分からない。紅茶も入れたいけど、手錠のせいで自由がきかない。


「…眠い」


ちょっと眠くなってきてベットに上がった。このまま寝てしまおうか、なんてまだ夕方なのに思っていると、部屋のドアが開いた。


「ただいまドット」


「…おかえり」


ランスは神覚者として仕事をこなしている。

最初の方は俺の行方不明が神覚者の中でも噂され探されていたらしい。が、ランスの自称迫真の演技で、ランスが犯人とはされず、灯台もと暗し、という形で俺のことはあやふやになった。


ランスは夕飯の準備をしながら、今日はこんなことがあった、オーターさんにこんなことを言われた。とか、まあ世間話を喋ってくる。その話は退屈しない。


「あ〜、ん」


今日も食事を口に運ばれる。


この生活はいつまで続くのだろうか。




俺たちが幸せになるために

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