𓏸 赤桃
𓏸 微:R18
𓏸 おまけあり
🌸「お邪魔しま~す」
今日もまた自宅へ帰らずなっちゃんの家にお邪魔する。
習慣になりつつある程通ってしまっている為そろそろ治そうとも思っていたが、なっちゃんは微塵たりとも嫌そうにせず、むしろ嬉しそうにもてなしてくれるからつい甘えてしまう。
🍍「おつー。」
🍵「あれ?らんらんじゃん」
🌸「おー、すちも来てたんだ」
こたつを囲うようにして座っていたふたり。
俺はすちの横に腰掛け、一息つく。
🌸「いつまでこたつ出してんの?w」
🌸「もう春だけど」
すちも同じく首を縦に頷き同調するが、なつはいいんだよ言わんばかりに口を尖らせる。
🍍「片付けるのめんどい。一旦来年の冬まで放置予定」
🌸「アホなん?w」
怠惰にも程があるだろうと思ったが、まぁ本人の家だし私物だから好きにしてくれと思う俺に対し、すちは顔を曇らせていた。
🍵「えぇ…..邪魔じゃない?」
🌸「さすが几帳面」
🍍「いやいや、お前こたつのメリット知らんの?」
何故か自慢げに頬杖を付いて小馬鹿にするように微笑んだなっちゃん。
そんななつはすちに任せるとして、俺はパソコンで仕事でもしようと鞄から取り出す。
🍵「暑くなってもこたつを出すメリットとかないでしょw」
🍍「これだから素人は…..」
パスワードを打ち込んでファイルを開こうとした瞬間、下半身に刺激が走る。
🌸「っ、……./」
対角側から伸びる何かに俺のソレを軽く蹴ったり押したりしてくる。
びっくりして反射的に顔を上げると、にまにまといやらしく笑うなっちゃんがこちらを見ていた。
🌸「…ってめ、…../」
こいつやってんなと思いなっちゃんを睨むが、こたつの中で密かに行われていたセクハラを知る由もないすちはキョトン顔で俺を見つめる。
🍵「らんらん急にどうしたの?」
🌸「あっ…..ううん、なんでも…w」
いるまやこさめだったなら盛大に笑ってネタに出来たんだろうが、すちは唯一軽蔑するような反応をしてくるから言い難い。
くっそ、みこととかだったらなっちゃんの事止めてくれたのに…
🍍「ほんとだよw」
🍍「お前、急にどうした?」
こいつも同様、更々すちに言う気は無いのか俺にヘイトを向けてくる。
なんでお前がすちに同調してんだよ。
🌸「…..なんでもない、w」
そう俺が作り笑いをみせている間も、なっちゃんは足で俺の陰部をぐりぐりと弄ってくる。
どう終わらせるのが正解なんだ……
🍵「…ていうか、結局こたつ出してるメリットってなんなの?」
すちがなつに疑問を仕掛ける中、なつは横目で随分と嬉しそうに俺を見てくる。
メリットってそういうことかよ。
何が堕天使だ、立派な悪魔じゃねえか。
🍍「ん〜…..」
🍍「んじゃヒント言うけ、当ててな?」
すちは俺がこたつの下で弄られているとも知らず、食い気味に首を縦に振る。
🌸「っひ、…..♡」
すちがイエスの返事を出したところで、今まではある程度の位置を探っていたのか、ピンポイントで先端をぐりっと足で弄られた。
🍵「…..え??」
🌸「…っ、~~~~…../」
すちからしたら前兆も無しにリーダーが艶やかな声を出し始めたとでも思っているのか、摩訶不思議そうな、何が起こったのかいまいち理解していないような顔が俺を覗く。
🍍「…..らん、どうした?笑」
それでもなつは、あたかも俺もすちサイドですと言わんばかりにとぼけている。
これ以上調子に乗らせたら不味いと察した俺は、食い気味に立ち上がりドアまで駆ける。
🌸「っごめん、トイレ行ってくるわ!」
🍵「え?あぁ…..行ってらっしゃい…?」
らんらんがトイレに行くことはしょっちゅうだし、別にそんないつもと違うようなことは無いはずだがひまちゃんは随分と嬉しそうな顔を浮かべていた。
🍵「…なんだったんだろうね?」
🍍「さぁ?」
でも様子を伺えばいつも通りのテンション感で応答が返ってくるため、俺の気にしすぎかなぁとひとりで勝手に納得する。
そんな中、ひまちゃんは口を開けた。
🍍「ごめん、俺もトイレ行ってくるわ」
🍵「あ、うん」
🍵「行ってらっしゃい」
早足で部屋を出ていくひまちゃんを眺めていると、ひとつの疑問が浮かんでくる。
🍵「…..ん?トイレ?」
ひまちゃんの家にはトイレって一個しかない筈だけど、でも今らんらんもトイレに…..
🍵「…..え?」
部屋に取り残された俺はひとりで、らんらんとひまちゃんの行方と、ひまちゃんがさっき言っていたこたつのメリットとはなにか。
そういえばさっきらんらんから出た甘いあの声はなんだったのか。
なんとも言えない感情に駆られながら、考察するしか出来なかった。
廊下に出るやいなや、トイレの扉に背中を沿わせてしゃがみこむらんの姿が。
無様に染まった真っ赤な頬を抑えて、恥ずかしそうにしている。
🍍「勝手に逃げんなよ」
🌸「…..うるせえ」
メンバーの前で、しかもよりによってすちの前で喘いでしまったことが後ろめたいのか顔を合わせてくれない。
確かに俺が悪いけどそんな根に持つか?
🍍「なに、そんな怒ってんの?」
🌸「…そうだけど違う」
🍍「…..はーん?」
喘いだことが嫌なんじゃなくて、中途半端に気持ちよくさせられて焦れったいってか?
🍍「…..ね、スッキリしたい?」
選択権をらんに託すように疑問を振り掛けると、すぐに期待したような流し目で俺を見てくる。
食い付いたな。
🍍「…それとも、すちの前でイきたい?」
🌸「っ、…..」
すちという単語を出すと今度は分かりやすく目を丸くさせた。
そうじゃん、あんまでけぇ声で話してたらすちに聞かれるじゃん。
🌸「…..なつがいい」
🍍「っふ、俺がいいんだ?w」
座り込んでいたらんは必然的な上目遣いで俺の服の裾を引っ張る。
そんな甘い顔出来たんか、こいつ。
反則だっつーの。
🌸「…..っ、はやく…/」
その催促はすちに察される前にリビングに戻りたいからなのか、それともナカが疼いていて既に限界なのか。
真相は知る由はないが、責任を取るという義理はある。
🍍「声は抑えとけよ?笑」
座り込んだらんの手を引き、物音を立てないように二人でトイレに入った。
🍵「…..グループ内恋愛禁止ってルール、つくった張本人が破るんだ?」
🍵「これはもう……いるまちゃん達に報告するしかないかなぁ?」
スマホを片手に仁王立ちするすちの足元に、なつと並行して正座する。
🌸「…..申し訳ございませんでした」
🍍「すちさん、どうかお許しを…」
俺、なつ、俺、なつ……と交互に顔を伺ってはスマホをチラつかせるすち。
これだから唯一すちの前だけでは喘ぎたくなかったんだ。
🍵「リーダーっていう自覚足りてる?」
🍵「ひまちゃんも、そういうのはキャラだけにしてくれなきゃ困るよ?」
突き刺さる鋭い言葉も正論故に、返す言葉もございませんとふたりで俯く。
🍍「でもらんの声がでかいのが悪くね?」
🌸「でかくねぇよ!//」
🌸「ていうか最初に仕掛けてきたのなつで──…」
言い合いをする俺たちと目線を合わせるようにしゃがみ込んだすち。
目線があったと思えばにこっと微笑み、すちは見覚えのあるアイコンをタップして電話をかけた。
🍵「もしもし、いるまちゃん?」
🍵「急だけど今からひまちゃん家集合でよろしくねぇ〜」
🌸「え」
🍍「あ」
俺たち終わったな、となつと顔を見合わせてお互いに頷く。
スマホから微かに聞こえたいるまの舌打ちを聞いて、すちは嬉しそうに目を細めていた。
🤍おまけ
🌸「っあ、゙〜〜〜〜…!?♡♡」
🌸「ひ、っ…ぉ…゙、♡」
🌸「ぃぐ、…いく…..っ、♡」
…と、故意的に耳を澄まさなくとも、続々と聞こえてくる止まらないらんらんの嬌声。
同時に激しく肉がぶつかり合う音や壁がなにかと激しく擦れる音、高速で鳴り響く水音などが降り注ぐ。
🍵「………….」
あの人達、どうにかして隠すということを知らないのだろうか。
そして一体、扉の向こう側のひまちゃんはどれだけ恐ろしいのだろうか。
そんなことを頭の片隅で考えながら、音量MAXにセットしたイヤホンをつけて、あの二人の世界からシャットダウンした。
コメント
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やっぱりほしのちゃま最高すぎる…桃くんがとりあえず可愛いのと赫くんのどs感と翠くんの圧が面白さもありつつてぇてぇが詰まっててもう最高ですありがとうございます
2日連続投稿はありがたすぎる 様子伺ってる赤さんSすぎてえぐたにえん🫠💘 緑さんの冷ややかな感じなの好きだぁ。🫰🏻🫰🏻 甘い顔とか絶対かわいいやん🫵🏻💗 投稿ありがとうございます💋😚
こたつの中でするのかなぁってぼんやりと考えてたら、想像の100倍変態的なプレイで無事死亡(嬉死)⬅️🙄💗 ほしののお話毎回攻めさんどsなので癖にしか刺さらない😬↕️🫵 若干のおほ濁点ご馳走様でした🤤👾↕️最後のおまけが好きすぎて3回はリピった🤚🤚🤚