テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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科学使いの人魚くん

第2話 - 不思議な人間達

2025年01月12日

#ドクターストーン

#二次創作

#腐向け

#千クロ

#ifストーリー

クラゲのワルツ

ドクターストーンif＆腐ストーリー

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注意

・本編と大分設定が違います

・アメリカ編と宝島編の新現代人組の子達は出てきません

・旧現代人は既に全員仲間になってます

・石神村の住人が人魚になっています

・腐→千空×クロムです

・石神村と千空の繋がりが無くなってます

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？？？side

｢…やべぇ。｣

俺は今、とてつもなくやべぇ状況に置かれている。

人間に捕まった。必死に抵抗しているが、なかなか解放されない。

ヒレに刺さった釣り針の痛みがだんだん強まってくる…。網の中でずっともがいていたせいで、体も擦れて痛い。

コハクや金狼が俺を助けようとしてくれてるが、手も足も出ないようだ…

もう駄目か…?俺もあの”伝説”のようになるのか…?

｢はいは〜い♪ちょっと人魚ちゃん捕まえるのタンマ♪｣

誰かがそう話した瞬間、俺を捕まえようとしていた人間達の動きが止まった。

｢その人魚ちゃん、俺らの仲間な訳。｣

何を言ってるんだ…?俺はお前ら人間なんか知らないぞ…?

｢だから、乱暴にすると…｣

その時、空で何かが爆発した。

｢こんな風に、魔法で危険な目に遭っちゃうよ〜?｣

誰かがそう言った瞬間、俺を捕まえようとしていた人間が全員海へと飛び込んで行った。

縄ごと離された俺は、海に落ちそうになった。これで助かる…!!

｢おっと、危ないね。｣

上を見ると、長髪の男が俺が入っている縄をまた掴んだ。コイツ、どんだけ力あるんだよ…

｢…声が聞こえる。千空、この子以外にも、海にも仲間がいるみたいだ。｣

｢は…!?｣

ここで初めて声が出た。かなりコハク達がいる位置から離れているはずなのに、何で分かったんだ…コイツら…

｢ハッハー！この人魚もその仲間も欲…｣

｢ちょちょ龍水ちゃん！そんな風に言ったら俺達までこの子捕まえに来たと思われちゃうでしょ！｣

…そう言ってるって事は、俺を捕まえに来た訳じゃない…のか？

突然の出来事に、俺はじっとしている事しか出来ない。てか、捕まえに来たんじゃないなら早く解放してくれよ!?

｢あ゛ー人魚さんよ、別に俺らはてめぇを捕まえたり乱暴にしたりする為に来た訳じゃねぇから安心しやがれ笑｣

｢…何者なんだよ、お前ら｣

｢｢｢うおぉ！喋ったぁ!?｣｣｣

｢いやそんなに驚く事かよ!?｣

俺達人魚は言葉を話さないと思われてたのか…

｢ほぉ、人語を話せて更に理解も出来るとは、ククク、唆るじゃねぇか！｣

マジでどう言う状況だよ…

｢一応、自己紹介とかした方がいいんじゃない?千空くん｣

｢まぁーそうだな｣

｢俺は”石神千空”だ｣

千空?コイツが、さっきコハク達が居る事を見破った奴が言ってた…

｢…俺はクロム、妖術使いの人魚だ!!｣

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クラゲのワルツ

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