この作品はいかがでしたか?
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さがうみ〜短いかも
⚠️注意⚠️
相良さんがないちゃうのみたかったの
口調・キャラ迷子・大崩壊
文才…無し
センス…無し
語彙力…無し
東崎小説書けないよおおおおおおおおおお
フッ
草
それでも良い方は下へ…
目覚めると白い天井、俺を囲む仕切りカーテン。
病院特有の、嗅ぎ慣れた潔癖な匂いが漂う。
何年もここに縛り付けられてたのかってくらい体がベッドと一体化してる感覚がする…
頭がちょっと痛え。酒飲んだ後に寝たみてえな………
あれ、俺… の名前は………えー…と、海瀬…将悟、
あー、海瀬将悟だ、そうだ!ビビった…
名前うろ覚えとか、一生縁がねえと思ってた。数日寝てたのか?なんでだ…?
とりあえずしょぼついた目を擦りたくて、固まりかけの手ぇ動かして顔触ったら、
デコよりも左端の方に、なんか布っぽいがサッとした感触がした。
包帯だ。怪我したのか?
目が覚めて来たからとりあえず冷静に思考を回す。
別に頭とかの怪我くらいは慣れてる。というか日常茶飯事。
多分崖か何かから落ちたか、車に轢かれたか、はたまた別の何かか…
それは良いんだが、一番やべえのは記憶はあやふやなことなんだよな。
確かに何回も転落事故した事はあるが、記憶がどうにかなっちまうとか、なんなら体を怪我する事も、擦り傷程度で、あまりなかった。
そんああの頑丈な俺がだぞ?頭に異常を来すなんて…相当とんでもねえ事なったな。
海瀬「……ん、〜〜っ…」
とりあえず上半身を起こして背伸びする。
別にいつも通りだな……
他に無くした記憶とかねえか、頭を探る。
あ…?俺、今年何歳だっけ。自分の齢がちょっと思い出せねえな。
これは不味いなぁ〜…___とか考えてた矢先。
野島「……う、海瀬の兄貴ーーー!!!!」
海瀬「うわ゛ァ゛?!???!?」
病室のドアが開いたのに気付かなかった。
後ろから馬鹿デケえ舎弟の声が響く。
ビッッックリしたぞ…野島かよ!
海瀬「おま…声でけえんだよ!病院のヤツに怒られんぞ!」
なるべく小さい声で怒る。すると野島はそのままシャキッと態度を改めて、
野島「ごめんなさい!誰か呼んできますね!」
と返事した。
真面目なのは良いんだけどな。改めても声でけえんだよな。
少ししか経ってねえ頃、一人の医者が俺の病室にやって来た。
氷室「起きたんだな海瀬。しかし驚いたぞ…アンタ2日も寝てたからな。」
海瀬「はぁ?!」
常人からしたら当然だと思うが、俺からしたら全くあり得ない話。
2日も寝てたのか!?俺が!?夢か!?
氷室「原因はアンタがいつも通りビルの七回から落ちた事。そんで… いつも耐えれたんだろうが、運が悪かったのかアンタは後頭部を強く打った。そこから二日間寝ていたぞ。」
(俺にとって)現実味のない話にパニックになっていると、まさかの事実。
頭打った程度でか…?なんで今回なんだ?いつも頭打ってるのに!?(頭突き)
海瀬「マジかよ…氷室!俺記憶がなんか薄いんだが」
氷室「頭打ったせいだな。安心しろ、一時的に無いだけでしばらくしたらいつも通りだ
ただ…打った所がちょっと酷い事になってる。その都合で、今日じゃなく明日退院だ。」
海瀬「はぁ………わかった、ありがとうな…ちょっとパニックになりすぎて頭痛えから寝る…」
氷室「お大事にな 」
俺がベッドに戻ると、氷室はいつも通り澄ました態度で、白衣をひらりと翻して部屋を出て行った。
頭打った程度で、三日以上入院…?ええ、なんかショックだな…俺ちょっと鈍ってるかもな、…
…ドアの奥で足音がする。多分野島が帰って来た。
野島「お話終わりましたか?」
海瀬「おお」
上機嫌な顔。こういう所は可愛い。
野島「よいしょ…失礼しますね。 海瀬の兄貴!三日寝た感じはどうですか?」
隣に行儀良く座ったかと思いきや、野島の野島らし〜質問が飛んでくる。
海瀬「何だよ、それw………頭痛い…」
野島「意外と慣れてないんですね…入院のプロだと思ってたんですが」
おい!?
海瀬「お前も人の事言えないだろ。」
野島「あだっ!」
誰が入院のプロじゃ!と頭を少し小突いてやった。
そんなこんなでしていると、野島が心配そうな顔をして口を開いた。
野島「あはは…でも、本当に心配しましたよ…あの海瀬の兄貴が、抗争の怪我でもなく、
高所から落ちた程度で二日も起きないとかありえないですし」
海瀬「まあな、俺も思う。……てかなんなら、記憶も曖昧なんだわ」
野島「えっ!?ぼ、僕の名前言えますか! ?」
海瀬「流石に分かる。野島翔だろ」
野島「ほっ…よかった…でもそれ、不味くないですか」
海瀬「ああ、不味いと思う。記憶に消えてるやつとか居たらどうしよ…」
野島「京極組員は個性的な人が多いので一目見たら全部思い出すと思います!」
海瀬「失礼だぞ!?…と思ったが一理あるな、そうだと良いけどよ…」
ああ、確かにこの調子なら、万が一忘れた奴居ても確定で思い出せるな。
そうこうして野島とワイワイ会話していると、野島が少し神妙な顔をした。
野島「…あはは、そうですね………兄貴」
海瀬「お?どうした」
野島「久我の兄貴の足音がします 」
なんだ?と思って真面目に聞いた俺がバカだった。
怖い事言うのやめてくれねえかな…言ってる事がストーカーじみてんだよ!
海瀬「ストーカーかよ!?足音なんか聞かんでええわ普通にしてろ!」
野島「俺は久我の兄貴の一番舎弟ですから!足音聞いただけで分かるんです!! 」
海瀬「理解不能じゃぁ!!」
そんな会話の合間を割くように、白いドアがまた開かれる。
隙間から見えたのはやはり久我。…戸惑いの顔をしてな。
久我「野島……病院でストーカーじみた事言うのはやめなさい」
海瀬「そうだぞ、やめなさい」
久我「兄貴起きたんすか!?!!」
海瀬「今かよ… 」
野島「時差がひどいです!」
よくわからんタイミングで俺が起きた事に気付いたらしい久我は、顔を驚愕で染める。
久我「兄貴…!マジで心配してましたよ…高所から落ちて二日も寝るとか信じられませんもん…」
なんかこうも心配する所の箇所がすズレまくりだといくら俺が頑丈でそう言うので参らなくても
すごく違和感があるな。
海瀬「普通はそうなんだろうけどな。心配かけて悪かったな久我 」
久我「はい!もう本当に………あれ?兄貴」
なんかまた真面目な顔をする久我。今度はどうしたんだ…また変な事じゃねえだろうな?
海瀬「なんだ? 」
久我「お,俺のこと、名字呼び…でしたっけ…?」
海瀬「あ…? 」
和気藹々とした空気が一変。段々と凍りつき始める。
何より野島は俺の記憶が少し曖昧になっている事を把握しているからとても緊迫した顔をしている。
海瀬「あ゛ーー〜〜〜… …すまん久我、記憶がちょっと曖昧なんだよ」
久我「そ、それヤバいっすよ!?俺の下の名前分かりますか!?」
海瀬「……、え〜、と……つ…が付くのは覚えてんだけど…」
久我「虎徹です、俺の名前…」
海瀬「あ!!それだそれ!!すまん!!」
空気が完全に乾燥した。野島は冷や汗をかいてるし、久我は今にも泣きそうだ。
久我「…ま、まあ!記憶が少し薄れてるだけで…すよね?直りますよね?」
めちゃくちゃ不安そう。変な事言っちまった…フォローしねえと。
海瀬「ああ、氷室はそう言ってた。少ししたら治るってよ」
久我「良かった〜〜〜…!!マジで安心しましたよ!記憶がなくなるとか冗談 じゃない…」
海瀬「心配すんなよ!すぐ治るに決まってらぁ!」
野島「マジで笑えなくなる所でした…じゃあ僕、長居も良くないと思うので!りんご置いて帰りますね!」
野島は俺の横にすでに剥かれてるりんご三つを置く。
1子だけうさぎ型のが入ってる。ガキ扱い…いや、可愛いけども。
久我「俺もすぐ事務所帰ります、兄貴、お大事になさってください」
野島「お大事にです! 」
海瀬「おうよぉ!明日に復活するぜ」
久我「分かりました、伝えておきます」
野島「はーい!」
返事に性格が出てて面白え。
そう言って見舞いの二人は病室を出て行った。
出てったちょっとの間も、廊下から二人の会話が響いていてとても楽しそうだった。
ただ…会話を盗み聞きできる範囲を抜けた瞬間、病室の無音が耳を襲い始めた。
あの師弟コンビ二人、賑やかだから居なくなるとめちゃくちゃ静かなんだよな…
見舞いもいなくなったとなると、とてつもなく暇だ。ここからどうしようか。
茶箪笥を見ると、それ相応の本やらなんやらが入ってる。闇医者とは言え、入院生活が暇なのは見越してくれるんだな。
まあ正直、その見越しには全くもって応えることが出来なさそうだが…なんせ,俺は本をあまり読まないし。読むとしてもジャ○プやアクション漫画くらいで。
ここにあるのは小説とかだしな。
…背表紙をバーっと見るが、もちろん全部の本を知らない。
とりあえず面白そうな題名の本を引いた。細い紐の栞が背中から伸びている。
少し埃っぽい本の目次を開いて、読書でゆるやかな昼寝をする事にした。
あの無駄なアクション多すぎじゃないですかねぇ!!
後半に続けます
てか後半だけで良いかも。もう。
コメント
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え、は、天才か?