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この村には、人狼がいる。
第2話。
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「出来るのは嬉しいけど…
【人狼ゲーム】ってなんですか???」
「ルールも知らないで
やりたいって言ってたの?」
「プッ、日向うける〜」
「わ、わらうな!!山口、月島ぁ!」
「もしかして王様もルール
わかんないんじゃなーい?」
「ア”ァ!?」
「まあまあ、今から説明するから。
分からなかったら言えよ〜」
「菅原さん!ありがとうございます!」
「しゃッす!」
人狼ゲーム。とは、
村人陣営と人狼陣営に分かれて行う
ゲームである。夜と昼の話し合いで
誰が人狼かを相談し探し当て、
人狼を追い出す疑心暗鬼なゲームだ。
「てことは、人狼を追い出せば
勝ちなんですね!!」
「そうだなっ!村人陣営の勝利条件は
人狼を追い出せば勝ち、だ。」
「人狼陣営の勝ち条件はなんすか…?」
「おッ影山良いところに目をつけたな、
人狼陣営は村人陣営に
自分が人狼だってバレないように
処刑されないのが勝利条件だべ」
「おお…あざすッ!」
「後何かわからない事あるか〜?」
菅原が一通り説明を終えると、
山口がこれはどうなんですかと
身振り手振り質問をする。
「役職についてな〜」
「役職ってなんですか?」
「役職ってのは、自分の配役…
バレーだったらポジションに近いかな」
「俺だったらミドルブロッカー、
影山ならっセッター、とかですか!?」
「そんな感じだ!それのゲーム版だと
思えば分かりやすいべ」
「分かりました!」
役職は以下の通りにしよう。
村人、人狼、占い師、怪盗 各1枚ずつで
プレイヤーは4人だから、
村人1枚、人狼1枚も追加する。
「なるほど…」
「じゃ、そろそろ始めていいか〜?」
「はい!!/はい。」
「よーし、じゃあカード配るぞ〜」
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ちなみに今回は人数が少ないので、
【ワンナイト人狼】になります。
次回からゲームスタートです。
【登場人物】
・日向翔陽/1年
・影山飛雄/1年
・月島蛍/1年
・山口忠/1年
・菅原孝支(GM)/3年
【配役】
村人2.占い師1.怪盗1.人狼2 計6枚
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