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はい、好きやわ。まじ尊いやん。ご馳走様でした
A英
バナナフィッシュのネタバレをふくみます。
まだ見てない方は見ないことをおすすめします。
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「ぼ、僕を抱いてくれないか!?」
「は?」
いつもどうりの生活をして、いつもにどうりに別々のベッドに入ろうとした時、
急に言われた。
「あ…え…えっと……その……」
英二は赤面しながらそう言った。
「ふ〜ん。オニイチャン。そういうの興味あるんだぁ〜」
「べ、別にそういう分けじゃないよ!」
「……じゃあ、何でそういうこと聞くだ?」
「だ、だって…ぼ、僕たち…つ、付き合ってるんだよね…?」
「まぁ…そうだな………」
英二が日本に帰った後、おれが刺されたことを知った英二はまたアメリカに来た。
刺されて入院していた時は英二がずっと隣にいてくれた。
いままでにないくらいの安心感があった。
そして退院したとき、俺が英二に告白した。
それから付き合うことになったけど…
前とあまり変わっていない。変わったとしたら、
朝のキス、昼のキス、夜のキス。
それくらいしかない。
もしからしたら俺とのキスに飽きたのか?
と少しだけ考えたが、それはありえない。いつもキスしようとすると赤面する奴だし。
「オニイチャンは、俺とそういうことしたいの?」
「そ、そうだよ!?悪い?!」
「何でそんな怒るんだよ…」
怒った顔もかわいいけど………。
「はぁ…やっぱり言うね」
「え?」
「別にアッシュとそういうことするつもりなんてなかったよ…キスだけで十分だったし…けどさ…その……アッシュはどうなんだろうなって……」
「どういうことだ?」
「だから!アッシュはその…僕に飽きたのかなって思っちゃって……」
「……………………はぁ………なんだ…そんなことかよ…」
「そ、そんなこと!?」
「言っておくけど、俺は絶対に英二に飽きたりしないからな。それとお前が思ってる以上に俺はお前のことが大好……大切に思ってるし…英二がいないと生きていけない自信がある…」
最後は少し言うのが恥ずかしいかったが…
「そっか…よかった」
そう言って英二は安心したように笑った。
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