【瞳2】
brkr
↓
わんく
↓
kn「あいつの1番好きなところは?」
そう聞かれたら俺は真っ先に「瞳」と答えるだろう。
いつも眠そうで、目尻に向かってたれている目は彼の性格のように朗らか優しい印象を与えている。
その中で一際目立つ瑠璃色の瞳は、宇宙のようで、ずっと見ていたら吸い込まれてしま いそうである。
kr「いっそ吸い込まれて消えてしまえば…」
そうしたらずっと一緒にいられるのになんて女々しい考えをしてしまうのは、俺がどんなにアピールしても振り向いてくれないあいつのせいだ。
この恋心を自覚してから約半年、俺はずっとあいつのために頑張っているのに、あいつはちっとも気づきやしない。
絶対に気づかれてたまるかと誓ったメンバーにだってバレバレなのになんなんだあいつ、鈍感すぎるだろ、スマイルだって知ってるぞ。
スタジオにいるきんときにそんな愚痴を零すと、可哀想だな、と言われた、うるせえ
kn「きりやんって本当Broooockの目好きだよな」
kr「うるせえ、あと目だけじゃねえから、俺を面食いみたいに言うな」
kn「違うんか」
kr「違う!目だけじゃなくて、俺はBroooockの全部が…」
br「 きんさんやんさんじゃ〜ん!来るの早いね、なんの話ししてんの?」
スタジオに入ってきたのは、件のあいつ。
いつもは遅刻してくるのになんだって今日はこんな早いんだ
kr「あっ……」
kn「あ、Broooockも早いね」
こんなタイミングで来るなんて…最悪だ、きんとき、頼むから余計なこと言わないでく れよ
kn「今ちょうどBroooockの話してたんだよ」
br「え、僕?」
kn「そうそう、きりやんがBroooockのこと」
kr「うるせええええええ!!!!!!!」
kn「うおびっくりした、うるせえのはお前だ」
br「え?なになに?やんさんが?僕のこと?」
そう言って俺の方に近づいてくるBroooockは、悪戯をする子供のようにニヤニ ヤと笑っている
kr「…言わねえよ」
br「ええ?知りたいなあ」
俺の目の前に立ったBroooockは、俺の頬に両手をあて真っ直ぐ見つめて来た。
吸い込まれそうな、その青い瞳で
kr(あ・・・これ、だめだ)
見惚れてしまう、何も考えられなくなる、目がそらせなくて
どうしようもなくこの人のことが
br「ねーえ?教えてよ、きりやん」
kr「えぁ」
『す……すき……』
この後愛されすぎてきゅん4してしまいそうなkrがいることは、また別のお話。
コメント
4件
brさん分かってて、わざと krさんのこと焦らしてたんじゃないか…?てか、一途な krさん……可愛い〜!好きです!
brさんわかってて言ってそうw 蒼色の目っていいですよね~!