この作品はいかがでしたか?
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「次の目的地は…しばらくないな。好きにしてくれ。しばらくしたら連絡する」
そう、カンナギに言われてから速くも夜。アイカはお気に入りのウサギの人形を抱え、ベットの上に座っていた。
「はぁ…色がなくなってから、誰も居ない雲の上から出てきたけど、色がまた、再び戻ったら…また帰るのかな?……僕たち、5人はさ、両親居ないから、色が戻っても…みんなと笑い会えるといいね!…ん?ノゾミの部屋から…?」
〜ノゾミ〜
『堕天使?』
『堕天使に近い血を持ってるらしいよ』
『へ〜…神様に報告する〜?』
『へ、その前に追放しようよ』
『ここには天使しか住めないのよ?』
『場所間違えてるよぉ!』
『さっさと出ていってくださる?』
『己には、呪いと、何も無い、1人だけの空間を渡してやる。嬉しいだろ?』
あれ?ここは…?違う…私は…私は?私は…堕天使に近い血を持ってるだけで…本当は…
《……ミ!》
違うの…!私は悪くない!呪いなんか…欲しくない!
《ノ…ミ!!》
みんなと目を向かって話したい!!だから…やめて…
《ノゾミ!!!》
「ッッは、!!」
「起きた。大丈夫?」
「はぁはぁ…」
「アイカだよ!わかる?」
「ごめんね…悪夢見ちゃったみたいで…」
「へぇ…これまで見なかったのに…みんな寝てるから気づかなくてごめんね…!」
「いや…平気よ、昨日、色々大変だったし!」
「なんかあったら、ハルでも、フォロベイダでも頼ってね!」
「ありがと〜!!」
…そうね…私には強い仲間がいるもの…
「よぉ、ゲンキか?」
「うぎゃー!!」
「しー…夜だ」
「カンナギかいな」
「楽しそうだったから」
「いや!逆…」
こうして、朝を迎えた
コメント
1件
今回もめちゃくちゃ良かったぜ!!!! 色が戻っても皆は永遠に一緒だよ!!! 魔法を使ってパパパ〜ランラン〜 と、不老不死にしてやるんだから!!(?) あー…別にそこまで自責しなくても ノゾミは大丈夫だからさ!!!ね? 本音は辛いと寂しいがあるなんて事は 絶対にないから!!!ね???(怪しい) 次回も楽しみに待ってるね!!!!