この作品はいかがでしたか?
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僕が君に片想いをした。そう、1人の座長に――それから僕は、片思い日記を書き始めた。
まずは僕が恋をした日のことを説明するよ
そう、僕が君に恋をしたのは――
神山高校
司 「類!見てくれ!新しい台本が出来たぞ!」
類 「おや、それでは見せて頂こうか。」
司 「よろしく頼む!」
類 「ふむ、いい話だね!」
司 「…」
類 「司くん?」
僕は司くんに反応が無かったため、少し不思議に思った。
類 「司くん!」
司 「…類、お前…」
類 「な、なんだい?」
司 「なかなかいい体つきをしているよな、」
類 「…へ?」
司 「…野菜を食べなければ、背が高くなるのだろうか?」
類 「さぁ、どうだろうね?」
司にじっと見られていて、少し恥ずかしい
類 「…司くん、もう良いかい?///」
司 「あぁ、すまなかったな、」
類 「いや、どうって事ないよ♪」
司 「…おっと、もうすぐ時間だ、早く教室に戻るぞ!」
類 「あぁ、分かったよ、」
そうだった、この時はまだ恋心は無かったね。
さて、問題はココからだよ
放課後 ワンダーステージ
司 「今日の練習はここまでだ!素早く着替えるのだぞ!」
寧々 「はいはい、」
えむ 「は〜いっ☆」
司 「さぁ、類!行くぞ!」
類 「あぁ!」
そうそう、ここだったね。
更衣室
司 「なぁ類、ココなんだがっ!?」
更衣室の床はツルツルしていて滑りやすいので、
司が転びそうになってしまった。
類 「司くん!?」
僕は突然の事でびっくりしたのだけれど、司くんを止めなければ行けないので咄嗟に抱きついた。
類 「司くん、大丈夫かい!?」
司 「あぁ、類のおかげでな!」
司 「それよりも類、お前、少しいい匂いがするな、」
類 「へぁっ!?
あっ!汗かいてて汗臭いからあまり嗅がないで欲しいのだけれど、///」
司 「これは…ラベンダーか?」
司は、類が言った言葉など、聞こえなかったかのように服の匂いを嗅いでいた。
類 「司くん!?聞いているかい!?」
司 「あぁ、聞いているぞ!」
類 「では、少し離れてもらいたいのだけれど、」
司 「おっと、すまないな、」
類 「まぁ、大丈夫だよ。」
そうだね、ここで、もう僕の恋は片想いで確定していたのだろう、だって、僕の事が好きだったら抱きついたところで照れたりするはずだろう?…まさか、匂いを嗅ぐなんて、思ってもいなかったよ。
類の部屋
類 「はぁ、今日は司くんにいつもよりも振り回された気がするよ。」
類 「…僕ばかり照れていても、意味が無いのだけれどね、」
そうだったね!更衣室で抱きつかれてから恋に気がついたんだったね!
たしか、その時僕は…
類 「…はぁ、どうせなら、この片思いを保管していたいものだね、」
類 「…!保管は出来なくても、記録すれば!」
そうして僕は、片思い日記を書き始めた。
Day.1
今日は司くんから匂いを嗅がれたり、じっと見られたりして少し恥ずかしかった。
僕の恋は片思いが確定している為、自分がドキドキしたとしても、意味が無いことは分かっている。
けれども、僕の片思い、――そう、初恋を少しでも楽しみたい。
司くんから僕の事を少しでも好きになって貰えるように、努力してみるよ。
コメント
13件
さっさと付き合え
初めてのノベルで分からないこともありましたが、上手く投稿することが出来ました!おかしな点などがあったら教えていただけると幸いです! …この作品はたまに更新するのでお楽しみに!
うん。さっさと付き合って司のあれ(腰)ぶっ壊して(こいつきったな)