ナムギュがかわいそう?サノスうわきです。二人はカップルでした。
サノス side.
230「なぁ、いいだろ?笑」
モブ「えぇ〜、でも彼氏さんいるんでしょ?笑」
230「大丈夫だって、あんなの遊びだ。」
俺は好きなのに、俺の気持ちに気付いてくれないんですよね。
なのに付き合ってる。俺のことはATMかなんかだと思っているんでしょ?
毎日同じ家にいるのにアニキの口から出てくるのは”家事しろよ”、
“今から本命連れて来るから部屋から出てくるな”、”金貸せ”、”遊び行ってくる”、”気色悪い”、”死ね”
この言葉だけ。俺は”愛してます”、”わかりました”、”はい”とか、否定の言葉はありませんでした。
124「…あの、アニキ、そろそろ女癖直してほしくて…」
230「…はぁ?何?文句あんの?どうしようもないお前の隣に居てやってるだけ感謝しろよな。」
124「…はい。」
暴論で罵られては貶され、叩かれ殴られ、お金がなくなってくのが繰り返す毎日。
俺がやってくれと言えば怒ってくる。アニキがやってくれと言えば俺は何もかも飲み込んでいるんですよ。
230「あー、あと家事しろよ。」
124「…分かりました。」
さすがの俺の精神も限界がきてました。痣が増えていく日々。
そんなアニキに抱える感情は苛立ちと愛情だけです。愛情ですらあるのか分かりゃしません。
230「んだよ、不満か?」
124「…はは、そんなわけないじゃないですか。笑」
230「ま、そーだよな。」
俺がアニキに見せる笑顔は苦笑と作り笑顔しかないんです。
付き合う前はしっかり俺に恋をしてくれたし、ゴミ扱いもしなかったし
俺もアニキの前で笑えることも無数にあった。お金を貸すことさえありませんでした。
124「…なんでなんだろ。」
230「…あー、今から女連れて来るから部屋から出てくるな。」
124「…はい。」
正直に言うとアニキは変わりました。いい方向じゃなくて、悪い方向に。
モブ「サノスく〜ん、最近いっぱい呼んでくれるじゃん?彼氏さん、気にしないの?笑」
230「あ?別に、あいつのことどーでもいいからどう思ってようが関係ないだろ。笑」
モブ「ほんとさいってー笑笑」
俺の聞きたくない声と言葉が脳内に流れるんです。その嫉妬さえも苦しく感じて、俺は壊れてました。
肉体も、関係も、心も。あなたのせいで、何もかも壊されてました。アニキのせいで人間不信になっちゃったんです。
俺はどこぞの変態ではないし殴られるのが幸せだとは感じません。感じるのはいつも苦痛だけです。
230「あー疲れた…あの女求めすぎだろ…」
230「めんどくせぇな。そろそろ切っか…」
モブ(サノスくん、また今度会いたいな!
230(すまん、そろそろ疲れたわ。
ぽち…、(ブロック)
230「うわ、びっくりした…んだよ見てたのかよ?」
124「…あ、はい。ごめんなさい。」
230「ま、いいや。煙草買い行くから金貸して。」
124「…あ、…1000円でいいですか?」
230「は?…まぁいいや。よこせ。」
124「…はい。」
230「あー、なんかめんどくせぇな。買いに行ってくれよ。」
124「え…俺がっすか?」
230「そーだよ。行けよ。」
124「…はい。」
煙草を買いに行けって言われたのは1回だけじゃないです。これだけならまだ良いですけど、
俺の金なのにお釣りを強請ってくるのやめてください。
230「…ビリーヒル買ってきてくれ。」
124「でもそれコンビニに売ってなくて…」
230「良いから買えっつってんだよ。」
124「…分かりましたよ。」
ビリーヒルとか1000円前後のやつ頼まないでください…しかも専門店ここら辺あんまないんですからね。
230「今度買いに行くのもめんどくせぇしカートンで買ってきてくれよ。」
124「…はい。」
カートンで10000前後とか冗談言わないでくださいよ。
124「買ってきましたよー。」
230「ん、よこせ。」
230「…はー。」
なんか、もうどうでもよくなって来たんです。
アニキ、さようなら。
230「…なんか、もうどうでも良くなってきた…」
230「っ、ふざけんなよあいつ、!!こんなもん手紙に書きやがって…」
230「…はやく、場所さがさないと…」
おわりです。ここに出てくる考え事は全部手紙に書いた内容でした。
セリフはサノスの妄想です。
コメント
5件
//やばい最高すぎる♡♡ マジで金持ちちゃんストーリー好き!