イケメン外国人に惚れられた結果…
1.名無しがお送りします
イケメン外国人に求愛されたんだがwwww
2,名無しがお送りします
1<<ちょ、どゆこと?
3.名無しがお送りします
1<<スペックよろ
4.名無しがお送りします
3<<り
私 塩鮭
the japanese
塩鮭が好きな一般社員
イケメン外国人 バーガー
the American
喋らない時なんてない元気な人
すっごい喋る
陽すぎて隠ワイ死亡
5.名無しがお送りします
とりあえずすごい喋るのはわかったww
6.名無しがお送りします
ほんで求愛されたってなにごと
7.塩鮭
6<<そのまんま
8.名無しがお送りします
そんなに塩鮭は顔可愛いんか
見せてクレメンス(´Д`三´Д`*)hshs
9.塩鮭
興奮してるとこ悪いですが私はれっきとした大和男児です
10.名無しがお送りします
11.名無しがお送りします
12.名無しがお送りします
ホモスレきちゃぁあぁ!!
13.名無しがお送りします
┌(┌^o^)┐ホモォ
14.名無しがお送りします
経由を教えろ
15.塩鮭
14<<私の会社は結構外国人多くて普通にイタリア人とかドイツ人とかいるんだけど
16.名無しがお送りします
15<<塩鮭総受けスレくる?
17.塩鮭
バーガー以外の人はそんな目で見てない
あ、でもイギリス人にはちょっと困らされてる
18.名無しがお送りします
塩鮭はなんで求愛されたんや?
19.塩鮭
普通に働いて普通に過ごしてたらある日突然呼び出されて襲われた
20.名無しがお送りします
やべぇなバーガー!
「…はぁ、」
気晴らしになると思ってスレに書き込んでみたはいいものの、
「…やっぱりこわい、」
「キク!」
「ジョーンズさん」
「今日の20時、話があるから俺の家に来てくれないかな?」
「え、」
「いや、かな?」
「えーっと、20時…空いてます!」
「よかった!住所送っとくね!
じゃあまたあとで」
その時は気づきもしなかった。
ただの仕事の話かと思ったのに
「ここであってますかね、」
ピンポーン
彼の家のチャイムが鳴ると同時に彼が家から飛び出してきた
「きっ、きてくれたんだね!」
「え、はい…」
少し驚いた
チャイムが鳴って時間は経っていないのに
すぐに出てきた
まるで待機してたかのように
「入って!」
「お邪魔します」
「それで、話とは?」
「あぁ、えっと…」
「…えっ、映画でも見ないかい!?」
「えっ」
映画?
映画を見るためだけに私を呼び出したのだろうか
「ほ、ホラー映画でさ、俺ホラー苦手だから…一緒に見ないかい?」
「…いいですよ」
怖いなら見なけりゃいいのに、という本音は隠し通した
「…(なかなかにグロテスクですね、)」
「…」
「…?
ジョーンズさん、?」
彼は私の手を取って私の身体に抱きついた
あまりに突然の事で状況は理解できなかったが
「(外国では当たり前なのでしょうか、、ち、近い!)」
「(まつ毛ながい、掘り深い…)」
私は呑気な事ばかり考えていた
「…ねぇ、キク、いいかな?」
「…なに、が…」
彼は私の唇を奪った。
「んっ!?」
やっとこの状況を理解した
彼は私の方を恋愛的に好いているのだと
「ん、んっ…(ながい、くるしい…)」
息ができずに焦っていたら
彼は私の下半身に手を出した
「(えっ、えっ、!?)」
「い、ゃ…」
「はぁ…はぁ…」
「いやっ!!」
私はこちらへ向かう彼の手を叩いてしまった
「…キク、」
「あ、わたし…ごめんなさい、」
「…ごめん、俺…君の気持ちなんて考えれてなかった、」
「ごめん!キク!」
「!!」
彼の私より遥かに大きい手を私は叩き、
逃げてしまった
その時の私は頭に逃げることしか考えてなかった
「…っ、」
家に帰って涙を流した
会社には数日間行っていない
「…転職、したほうがいいんですかね、」
そんな体たらくな毎日を送っていたある日
ピコンッ
「…?メッセージ、。」
「!」
彼からだった
[ごめん、菊]
[君の気持ちを考えてあげられなくて]
[君の自由を奪ってしまって]
[君の職場を友人を奪って]
[君を好きになってごめん]
涙が止まらなかった
なにもできない無力な自分が嫌で
他人と向き合えない自分が嫌で
自分から求愛したも同然だった
それなのに
彼にこんなことを言わせてしまった
「ごめんなさい、っ」
「っ、〜〜〜」
結局、彼のメールに返信はできなかった
あそこでメールを返してしまったら全てが壊れてしまう気がした
「あ!菊だ!
大丈夫?ここ最近仕事に来てなかったけど、」
「ご心配おかけしました」
「無理せず復帰しろ」
「あ、」
「…!」
身体がうごかない
思うように動かない
また泣いてしまいそう
でもまた逃げたら彼はきっと悲しい顔をする
「ジョーンズさん、お話があります」
「…あの、ごめん、俺…あんなつもりじゃなくて、本当はちゃんと好きって、言おうと思ってた」
「…、」
思うように言葉が出ない
「わ、私と付き合いたいですか?」
やっと出た言葉がこれ、
選択肢を間違えたかもしれない
「え、」
「…まあ、そうだね、」
「一ヶ月」
「え?」
「一ヶ月、お試しで付き合いましょう」
「え、そんな…いいの?」
「俺、ど変態だよ?
俺あんなことしちゃったんだよ?」
「何故自分を下げるんです。」
「ただし条件をつけます」
「このことは秘密です
そしてせ、性行為は禁止で、」
「キスはいいの?」
「キッ、、!?!」
「キスもダメです!」
「…ねぇ、これ夢かな?」
「頬をつねってあげましょうか?…って、」
「…、」
「何故泣いてるんです、」
「だって、嬉しいじゃないか…」
「…そもそも私たちそんなに関わりありませんよね、どこが好きになったんですか?」
「君はきっと覚えてないけどさ、俺がまだ5歳のときに君が助けてくれたんだ」
「え?」
「マシュー!ここまで来れるものなら来るんだぞー!」
「アル!あんまり遠くに行っちゃだめだよ!」
「弱音ばっか吐いてないで早くこっちに来るんだぞー!」
「はぁっ、はぁっ…ふー!ここまでこればマシューも来ないだろ!」
「…おそいなぁ、」
「あ、もう夕方だ…」
「…冬だから寒いな、」
「…っ、うっ、」
「うわぁああん!!!寒いんだぞー!!怖い!暗い!!」
「大丈夫ですか?」
「え?」
「ってことがあったんだけど、覚えてない?」
「…そんなことあったような、なかったような、?」
「あったんだよ」
「…でもそれが何故私だと?」
「だって君、ずっと髪型が変わってないじゃないか」
「…(確かに、ずっとこれで生きてきたかもしれませんね)」
「それに決定的なのは、君が優しいってこと!」
「…(年下の笑顔は心に来ますね、)」
「とりあえず、一ヶ月よろしくお願いしますね」
「あぁ!」
コメント
2件
アルの純愛さに心を射抜かれました、めっちゃ好みです大好きです。素晴らしいアル菊をありがとう。
ひょっはあ!! 昔のこと覚えてるアル可愛すギル…