宝条さんが、堂々と歩いて向かってくる。
重い空気の会長室に新たな風を運んでくるようだった。
最終話 恋してもいいですか?
宝条さんは私の隣で立ち止まり、会長に向かって……と思ったのだが、私に向く。
「何をひとりで勇んでいるんだ! バカかお前は!」
いきなりの罵声にムッとならないわけがない。
「バカって……急に宝条さんがいなくなるからじゃないですか! どうして私に何も言ってくれなかったんですか!」
「お前を守るために決まっているだろ!」
「言ってくれ。。。
宝条さんが、堂々と歩いて向かってくる。
重い空気の会長室に新たな風を運んでくるようだった。
最終話 恋してもいいですか?
宝条さんは私の隣で立ち止まり、会長に向かって……と思ったのだが、私に向く。
「何をひとりで勇んでいるんだ! バカかお前は!」
いきなりの罵声にムッとならないわけがない。
「バカって……急に宝条さんがいなくなるからじゃないですか! どうして私に何も言ってくれなかったんですか!」
「お前を守るために決まっているだろ!」
「言ってくれ。。。