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新しく書きます!!
まぁわたしのだぁい好きなタプジーです
TOP→攻め ジヨン→受け
TOP→🔝 ジヨン→🐲
『Stage Fever』
LIVEの数時間前、控室のソファにジヨンはだらけていた。喉の調子が悪いと訴える彼に、TOPが差し出したのは、ラベルもない瓶に入った怪しいドリンク。
🔝「これ、漢方みたいなもん。オモニがくれたやつ。喉にもスタミナにも効くらしい」
🐲「……怪しいけど、ヒョンがくれるなら、まあいっか」
ジヨンは信頼から、そのまま一気に飲み干した。味は苦いが、どこか甘さもある、妙に身体に染み渡る感覚。だが、その異変はすぐには訪れなかった。
舞台に立った瞬間、異常は突然だった。イヤモニ越しに響くビートが心臓に突き刺さる。照明が熱く感じる。身体の芯が、妙に熱い。汗が肌を這うたびに、ゾクゾクとした快感が背筋を走る。
🐲「っ、は……ぁ……」
歌いながら、自然と腰が揺れ、舌が唇を濡らす。ファンの歓声がやけに艶めかしく響く。カメラのフラッシュが眩しい――いや、それ以上にTOPの視線が、刺さるように熱い。
視線を感じて振り返れば、ステージの対角に立つTOPが、わずかに口元を歪めた。
🐲(……まさか、さっきの……ヒョン……)
ステージの中央で煽るように踊るジヨン。だが心の中は、熱と疑惑と興奮にまみれていた。身体が、自分の意思とは裏腹に、どんどん火照っていく。
曲の終盤。TOPが近づいてきた。その耳元で、囁かれる。
🔝「いい感じだな、ジヨン。媚薬って……案外、効果あるんだな」
その瞬間、ジヨンの頬は真っ赤に染まり、瞳が潤んだ。カメラのフラッシュがそれを捉える。
🐲「ヒョン、これ……LIVE中なんだけど……」
🔝「知ってるよ。お前が一番、“映えてる”だろ?」
誰にも気づかれず、二人の世界だけが、熱を帯びて燃え上がっていた。
まぁ定番媚薬シュチュですね
今回の話は短編集になると思います
ご了承ください