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冬弥視点 。
「 はぁ 、 」
今朝のことが 引っかかり 大きなため息が漏れてしまう 。
どうして 同性で交際しては いけないのだろうか 。 好きな気持ちは ” 普通の恋 ” と なんら変わりないのに 。
そもそも 普通の恋 とは なんだろうか 。性別が 違えば 普通じゃ ないのだろうか 。
色んな思考が 頭を ぐるぐる 駆け巡る 。
駄目だ 無駄なことは 考えないようにしよう
「 とーや 、 」
なんて 色々悩んでいたら 聞き馴染みのある 大好きな彼の 声が聞こえる 。
きっと お昼ご飯を 食べに誘いに来たんだろう 。 何故 分かるのか ? いつものことだからだ 。
「 お昼ご飯か ? 」
そう言うと なんで分かった 、 と 言うように 頭を搔く 彰人 。
ふふ 、 いつも 迎えに来てくれるから 覚えてしまった 。
「 変なこと 覚えやがって … 」
なんて 呟けば 俺達はいつものように 屋上へ行き 昼ご飯を 済ませた 。
屋上 は 風が心地よくて とても 気持ちよかった 。
「 ずっと 二人でこうしていたいな 。 」
「 なんか 言ったか ? 」
「 あ 、 いや 何も … 」
なんて 誤魔化すように 目を逸らすと こっち向けと 言わんばかりに 俺の 頬に 手のひらを置く 。
あ 、 この顔 … 知ってる …
「 とーや 、 口開けて ? 」
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