アベ穹・レイ穹
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アベンチュリンとレイシオが付き合ってると勘違いした穹くんの話です。
(実際はアベ→穹←レイ)
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「え!?あの二人って付き合ってるのか!?」
「ちょっと静かに!ただの噂だから!」
穹はあまりの驚きに大きな声をあげ一緒に食事をしていたなのかに怒られた。
だが驚いても、無理はないかもしれない。
「本当に…あのDr.レイシオと…アベンチュリンが…付き合ってるのか………?」
穹は少し震えた声で言う。
「だ・か・ら、噂だって!」
なのかは呆れた様に言った。
なのかは何故穹がこんなに動揺いるのか疑問に思った。
「ねぇ、何であんたがそんなに驚いてるの?」
「いや…お、驚いてるというか………」
穹がモゴモゴながら言った。
「えーっと…その………後でさ…あの二人と遊ぶ予定なんだよな………。」
それって………
「じゃ、邪魔になってんじゃないのか…俺…」
なのかは大きなため息をついた。
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「教授~、僕は君を呼んだ覚えはないんだけど」
「何故、彼と会うのに君の許可がいるんだ?」
何回この会話をくり返したのだろうか。
穹を待つ二人の間にはまるで火花が散っていた。
(ピロン)
二人のスマホから通知がきた。
[ごめん。今日遊ぶのやめる]
「「は?」」
二人は走って穹の所へ向かった。
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「もしかして…ずっと邪魔だったのかな…」
穹が二人と遊ぶ約束をしたのは今回だけではなかった。三人で仲良くお祭りで遊んだりもした。
ショッピングでデートもした。
たくさん遊んだことを今さら後悔する。
そんなことを思いながら穹はベッドに横たわった。
(コンコン)
ドアノックがなった。
(何でこんな時に…なのかな?いや、丹恒か?)
穹は急いでドアを開けた。
「………どうしたn…へ?」
びっくりして声が裏返り情けない声がでてしまった。
穹の目の前にはアベンチュリンとレイシオが鬼のような形相で立っていた。
「な、何で…?」
「言い出した君が来ないとはどういうことだ?」
「これに関しては教授に同意見だよ。マイフレンド?」
穹はそんなことを言う二人にびっくりし一歩下がった。
それに気づいたアベンチュリンとレイシオは穹が下がったと同時に前に一歩近づいた。
「え、ちょ、ちょっと待て!勝手に人の部屋に…」
「まずはこっちの質問に答えるべきだ」
アベンチュリンとレイシオは穹の言ったことを完全に無視し、ズカズカと穹の部屋の中に入った。
「ねぇ、マイフレンド?。僕も教授も、今日を楽しみにしてたんだよ?なのに………どうして?」
顔を隠す穹を覗くようにして見つめた。
「………ど、どうしてって………だ、だって……かなって、…………」
穹は声になってくるのかも分からないくらいの震えた声で答えた。
「あ?何て言ったんだ?もう少し大きな声で言ってくれ。」
「ふ、二人とも…………………でしょ………?」
「マイフレンド。もう少し大きく…」
「ふ、二人とも、つ、付き合ってるんでしょ…?」
「「は?」」
アベンチュリンとレイシオは口を揃えて言った。
「な、何で言ってくれないんだよー………。い、言ってくれたら…その…………ごめんな。いつも邪魔して…。今日は二人でデートしてくれ。」
穹は愛想笑いをしながら答えた。
「「穹(くん)…君は何を言っているんだ?」」
また口を揃えて言ってしまった。
「え?な、何って二人って付き合ってるんだろ?」
「「………僕が好きなのは穹(くん)なんだが?(なんだけど?)」」
二人はまたまた口を揃えて言った。
そしてため息混じりで。
「え?は?へ?…い、今なんて???」
穹は困惑しながら言った。きっと頭の中は『???』だらけだろう。
「何故、同じことを二度言う必要がある?」
「僕は何度でも言ってあげるよー♡」
「邪魔をするな。ギャンブラー」
二人が言い争っている間でも穹は言われたことが理解できなかった。
(この二人が?俺のことを?)
そして5秒後穹はやっと理解して顔を真っ赤にした。
「え?!は!?!な、何で?!何で俺なんかを!」
するとアベンチュリンとレイシオは穹に近づき穹の肩に手をおいた。
「「そういう可愛いところが好きなんだ。」」
またまたまた二人は声を揃えて言った。
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アベ穹もレイ穹も大好きだけど、アベ→穹←レイ
にすごくハマってる…。
サンドイッチは美味しいね✨
コメント
3件
ア゙ア゙狂おしいほど好きです.... そのサンドイッチ大大大大大大好物なので書いてくれるの嬉しすぎる....