この作品はいかがでしたか?
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はなうみ?うみはな?です
消す話。
⚠️注意⚠️
もちろん駄文
キャラ崩壊、口調崩壊ありまくり
どっか絶対おかしい
呼んでて恥ずかしい文
それでも良いんだね⤵︎
俺の誕生日、8月2日。同時に海瀬の兄貴の周忌でもある。
その日、敬愛していた海瀬の兄貴は自分の誕生日を迎える事もなく死んだ。
俺を残して。
花沢「…もう一年か、早いなあ」
あの日の事は1時間前の事みたいに思い出せる。
久我の兄貴がどこか変な感じで事務所に帰ってきて、おかえりなさいって言っても返事がなかった。
そのまま組長室に行ってた。
そして…その後の記憶が断片的な物しかない。
そこからずっと俺の大好きな翡翠はなくて、味の無い日が続いていた。
そして海瀬の兄貴が白い棺に、不安になるくらい安らかに眠っていた。
花に吸い込まれるような様だった。
雨だ。雨上がりの匂いがする。
雨で濡れて、そして街の明かりで不規則に小さく光る帰路をコツコツと歩く。
もうあの色のない日々から一年が経ったのに、まるで街は色がなかった。
「………」
ふと、思い出してように携帯をポッケから出す。
0828。携帯のパスワードを開く。真っ先に写真フォルダを開く。
少しスクロールしてしまえば、懐かしい緑色が上から流れてきた。
笑っている写真。喜んでいる写真。俺と無理やりツーショットさせられている写真。
苦笑いしている。それでも兄貴の笑顔だ。なんて懐かしいんだろう。
前なら笑えただろうな。こんなにも漠然とした寂寞しか感じないのが、もう彼がいないという事実を引き立たせる。毎日飽きるほど追いかけていた大きな翡翠の宝石は、今や俺の手の中にある液晶の中でしか輝かなくなってしまった。
「…ふふ。」
それでも笑みが溢れてしまった。あの人が彩ってくれた日々は何よりも大切なものだった。
選択完了。
迷う事なく赤色の選択肢を押す。
削除完了。
俺は輝かしい彩色の思い出達を皆、ゴミ箱に葬った。
もう顔を合わせる事は二度とないだろう。
俺はゆっくりとスマートフォンをポケットに差し入れ、再び色のない街を、
あの人が歩いていた街を歩いた。
結末の解釈は皆様に任せます。
呼んでくれてありがとう
コメント
2件
兄貴、左様なら。