ミンナム 暗い
ドロドロ
裏切り
外に出れたif
光を徹底的に排除しております。
希望や救いの欠片もなく、
冷たく重い雰囲気にしました。
自分の癖を詰め込みました。
ミンスとナムギュの関係を
愛憎すら超えた虚無的な破滅に
突き落とす話。
始まり
虚無への第一歩
ミンスにとって、
ナムギュはただの苛立ちの種だった。でもそんな
ある日の夜
ナムギュが覚醒剤で目を血走らせながらミンスを路地裏に引きずり込む。
「お前も味わえよ」
と 、 ミンスの口に無理やり錠剤を押し込んで、
喉に手を入れ無理矢理飲ませる。
ミンスは、むせながら
「やめて…死ぬ…」
と呻く
ナムギュは冷たく笑って
「死ねばいいだろ」
と吐き捨てる。
薬が回り始めたミンスの視界が歪む中
ナムギュの顔がぼんやり浮かんで、
「助けて…」
と呟く。
でもナムギュは
「助ける気なんかない」
と背を向ける。
この瞬間ミンスの心に虚無の種が植え付けられる。
ナムギュの冷酷とミンスの沈黙
ナムギュはミンスを完全に自分の支配下に置く。
薬を餌にして「俺に従え」と命令し、ミンスが震える手で受け取ると 「弱いな、お前」 と嘲笑う。
ミンスはもう言葉を失い、ただナムギュの足元で膝をつく。
ナムギュが
「セミなんかに頼るな」 と言うと
ミンスは目を伏せて
「うん…」 とだけ返す。
ある時、ナムギュがミンスの腕にタバコの火を押し付けて「痛いか?」と聞くと、
ミンスは涙を堪えて
「痛くない…」 と嘘をつく。
ナムギュは「嘘つき」と笑うけど、
その目には何の感情もない 。
ミンスはナムギュの冷たさに慣れ
心が死んでいく。
ミンスの中で、ナムギュへの憎しみが静かに膨らむ。
セミ姉が「逃げなよ」と手を差し伸べるけど、
ミンスは
「もう…無理」
と首を振る。
そして シラフに戻った
ミンスがナムギュ を終わらせよう
と、サノスに
「 ナムギュが薬を持ってる…その隠してる場所、知ってる…」
と耳打ちする。
その後
サノスに殴られたナムギュが血まみれでミンスの前に現れると、
「お前か…」 と、低い声で呟く。
ミンスは
「…そうだよ」
と目を逸らすけど、
ナムギュは血だらけの手でミンスの首を締め上げ、
「死ね」
と一言。
ミンスは抗わず息も絶え絶えに
「ナムギュが…先に…」
と返すけど、
力尽きて倒れる 。
裏切りは2人をただ深い闇に沈めるだけだった。
ナムギュとミンスは、
もはや愛も憎しみもない関係に堕ちる。
ナムギュはミンスを鎖でつないで廃墟に閉じ込め、
「お前は俺の犬だ」
と呟く。
ミンスは薬をねだる目をナムギュに向けるけど、
ナムギュが
「もうねえよ」
と蹴り飛ばすと、
ミンスは床を這って
「お願い…」
と呻く。
ある夜、ナムギュが
「俺とお前、何でこうなったんだ」
と呟くと、ミンスは虚ろな目で
「 分からない…」
と返す 。
2人は薄暗い部屋で寄り添うけど、
互いの体温すら冷たく感じる。
サノスが近づく足音が聞こえても、
2人とも動かない。
逃げる気力すらないんだ。
最後
廃墟の中でサノスに見つかった2人は、
抵抗もせず運命を受け入れる。
ナムギュはミンスに
「お前がいるから俺はこうなった」
と呟き、
ミンスは
「ナムギュがいるから僕は死んだ」
と返す。
サノスがナムギュを殴り潰し、
ミンスに銃口を向ける瞬間、
ミンスはナムギュの手を握って
「一緒でいい…」
と目を閉じる。
銃声が響き、2人の血が冷たいコンクリートに広がる。
セミ姉が後から駆けつけた時、
2人の死体を見て何も言わず立ち尽くす。
そこにはただ、暗闇と静寂だけが残った。
コメント
2件
新しい扉が中途半端に開いてしまいましたウッヒー