殺せんせー「さて,始めましょうか」
…………何を…?
殺せんせー国「中間テストが迫って来ました」
殺せんせー数「そうそう」
殺せんせー社「そんなわけでこの時間は」
殺せんせー理「高速強化テスト勉強をおこないます」クワッ
殺せんせー数英「先生の分身が1人づつマンツーマンで」
岡野「わっ」
殺せんせー社「それぞれの苦手科目を徹底して復習します」
寺坂「下らね…ご丁寧に教科別のハチマキとか」
スカーレット「寺坂君…君だけNARUTOよ?」
『ふふっ…』
芥川「…(笑った顔も愛おしい…)」
寺坂「何で俺だけNARUTOなんだよ!!」
殺せんせー「寺坂君は特別コースです
苦手科目が複数ありますからねぇ」
大変だな殺せんせー
因みにボクは国語の鉢巻
ボク,国語苦手なんだよね…
途中プチハプニングがあったが其れ以外は何事も無く無事に終わった
〜翌日〜
殺せんせー「さらに頑張って増えてみました
さぁ授業開始です」
増え過ぎ,残像かなり雑…別キャラになってる
茅野「…どうしたの殺せんせー?
なんか気合い入りすぎじゃない?」
殺せんせー「んん?そんな事ないですよ?」
渚「…………」
『増え過ぎて気持ち悪い…コホッ』
殺せんせー「キャロルさん?!聞こえてますよ!?」
…聴こえる様に云ったんだもん
前原「………さすがに相当疲れたみたいだな」
中村「今なら殺れるかな」
『避けられて終わりかな…ゲホッ』
中村「だよね〜」
岡島「なんでここまで一生懸命先生をすんのかね〜」
殺せんせー「……ルヌフフフ
全ては君達のテストの点を上げるためです
そうすれば…」
〜殺せんせーの妄想〜
「殺せんせ〜!!おかげで良い点取れたよ!!」
メアリー「殺せんせーの授業じゃなきゃ無理だよ!!
殺す事なんて出来ない!!」
生徒達の尊敬の眼差し
「先生!!私達にも勉強を教えて♡」
評判を聞いた近所の巨乳女子大生
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
殺せんせー「…となって殺される危険も無くなり先生には良い事ずくめ」
メアリー「私そんなんじゃ無い…銀〜」
銀「どんまい」
三村&岡島「…………」
三村「…いや勉強の方はそれなりでいいよな」
矢田「…うん
なんたって暗殺すれば賞金百億だし」
E組「百億あれば成績悪くてもその後の人生バラ色だし」
…不正解な回答…
殺せんせー「にゅやッ
そ,そういう考えをしてきますか!!」
岡島「俺達エンドのE組だせ殺せんせー」
三村「テストなんかより…暗殺の方がよほど身近なチャンスなんだよ」
敦「え…でも…」
雫「其の…考えは…」
殺せんせー「なるほど。よく分かりました」
スカーレット「何がかしら?」
殺せんせー「今の君達には…暗殺者の資格がありませんねぇ
全員校庭へ出なさい先生方も呼んで下さい」
殺せんせーは其れだけ云うと教室から出て行ってしまった
皆は何故先生が不機嫌になったのか分かったみたい
ボク達は他の先生も呼んで校庭へ出た
メアリー「先生,何するつもりなんですか」
銀「急にゴールとか退けたりして…」
くるり,と先生はイリーナ先生の方を向いた
殺せんせー「イリーナ先生
プロの殺し屋として伺いますが」
イリーナ「……何よいきなり」
殺せんせー「あなたはいつも仕事をする時…
用意するプランは1つですか?」
イリーナ「…?…いいえ
本命のプランなんて思った通り行く事の方が少ないわ
不測の事態に備えて…予備のプランをより綿密に作っておくのが暗殺の基本よ
ま,あんたの場合規格外すぎて予備プランが全部狂ったけど
見てらっしゃい次こそ必ず」
殺せんせー「無理ですねぇ」
遮られてる…
殺せんせー「では次に烏間先生と中也先生
ナイフ術を生徒に教える時…重要なのは第一撃だけですか?」
烏間「…………第一撃はもちろん最重要だが次の動きも大切だ」
中也「強敵相手では第一撃は高確率でかわされちまう
その後の第二撃第三撃をいかに高精度で繰り出せるかが勝敗を分ける」
前原「結局何が言いたいん…」
殺せんせー「先生方のおっしゃるように
自信を持てる次の手があるから自信に満ちた暗殺者になれる対
して君達はどうでしょう
「俺等には暗殺があるからそれでいいや」…と考えて勉強の目標を低くしている」
クルクルと殺せんせーは廻り始めた
殺せんせー「それは…キャロルさん…
いえ,キャロル先生,分かりますね?」
『頼まれましたね…コホッ
…其れはただ劣等感の原因から目を背けているだけ…ゴホッ
もし殺せんせーが此の教室を去ってしまったら…?
もし他の殺し屋が殺せんせーを殺しちゃったら…?
暗殺という拠り所を失ったら君等に残るのはE組の劣等感ぐらいじゃないかなぁ…?ケホッ』
殺せんせー「そんな危うい君達に…先生からの警告(アドバイス)です
第二の刃を持たざる者は…暗殺者を名乗る資格なし!!」
殺せんせーが台風を吹き起こした
『と,飛ばされる…!』
ボクの躰は宙に浮いた
敦「ルイ…」
芥川「ルイス!」
龍さんがボクの手を掴み其の侭龍さんの胸の中に引き寄せられた
龍さんの鼓動が聴こえる
恥ずかしくって堪らない
暫くすると台風が収まった
殺せんせー「……校庭に雑草や凸凹が多かったのでね
少し手入れしておきました」
砂埃がやみ其処にあったのは綺麗になったグラウンド
殺せんせー「先生は地球を消せる超生物
この一帯を平らにするなどたやすい事です
もしも君達が自信を持てる第二の刃を示さなければ相手に値する暗殺者はいないと見なし校舎ごと平らにして先生は去ります」
渚「第二の刃…いつまでに?」
殺せんせー「決まっています。明日です
明日の中間テストクラス全員50位内を取りなさい」
全員「!!?」
そ,そんな!
殺せんせー「君達の第二の刃は先生が既に育てています
本校舎の教師達に劣るほど…先生はトロい教え方をしていません
自信を持ってその刃を振るって来なさい
仕事(ミッション)を成功させ恥じる事なく笑顔で胸を張るのです
自分達が暗殺者(アサシン)であり…E組である事に!!」
本当無茶苦茶だよ,殺せんせー
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