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加内団室。 加内。
「才子ちゃ〜ん!!!!起きて!!」俺はそうドアを叩いた。「、、ダメだ、、才子ちゃん11月入ってから出てこない、、」「まぁ、、大変だ、、」「これが真の引きこもりか、、」「、、、、」すると「、、かなさん、退いてください」「え、何するのヤッキー、、」ドガァン!!「ヒイッッ!!!!」「おい、ゴラァ裏林、いい加減にしろ」「かなさん困らすなよ!!」「、、だってぇ、、」「、、??」「、、お、、推しが、、」「え、何、お、推し??」俺は首を傾げだ。「、、爆死したのぉぉ!!気分が沈んで仕事どころじゃないのぉ!!」そう才子ちゃんは足をバタバタさせた。「、、何それ、、」「アホらしい」「、、、、」どうしよう、、あ、、そうだ、、確か、遊馬さんが、、「、、そっか、、才子ちゃんは働けないのか、、今回、遊泳島に行く作戦は給料アップに繋がるのにな、、」「え、」「え」「、、!?マジっすか!!かなさん!!」白子君はそう俺に聞いた。「うん、そうだよ、、でも、まぁ、才子ちゃんは給料そのままでいいんだね」「、、復刻ガチャが、、」「、、??」「復刻が、、2ヶ月後に来る、、」「、、ごめんね、俺ゲームわかんないから何言ってるのかわからないや」「ヨォォッシ!!!!裏林才子働きます!!!!」
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見齧団室。 狂唖。
「は??何て言いました今」墻音はそう俺の肩を掴んだ。「え、何幹部、また悪い子したんですか」「違う、失せろ曽破」「へい」「、、だから、、今回の遊泳島に行く作戦に俺の団は参加しなくていい、、俺は翠の団に加わるの、、それで、組織に残るのは俺の団と専務だけだから、、その、、」「、、俺にアンタより組織を守れと」「、、ハイ」「それ誰が考えたんです」「、、??翠だけど、、組織に一つ団を残すなら戦略的に1番強いここの団(見齧団)が良いって、、」「狂唖さんは行くんですよね」「、、まぁ、、俺は外種の匂い関係で色々しなくちゃいけないから、、」「、、ふぅ〜ん、、遊馬さんが、、」「、、??」「、、わかったよ、、わかりましたよ!!組織と専務守ればいいんでしょ!!」「よし、頼んだ、翠に資料渡してくる」
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遊馬団室。
「し、死ぬかと思った」俺はそう翠に言った。「、、よく説得できたな、、月城も随分親離れしたな」「、、親離れって、、」俺は手元にあった資料を翠に渡した。「、、あとは、、お前が子離れするだけだな」「え、何それ」「そのままの意味だ、、あ、そうだ、、狂唖」「、、??」「月城にやってみて欲しい事があるんだ、、養成の資料を貸してくれ」
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組織中庭。 加内。
「、、ん、あ、専務」「ん??あぁ、加内幹部」「お疲れ様です」俺はそう頭を下げた。「うん、お疲れ」「何か考え方ですか??専務が外にいるの、、なんか新鮮で、、」「ハハ、、作戦の話だよ、、ちょっと心配なんだよね、、船で遊泳島に近づくのはいいけど、、バレたら島から銃撃されないかなと思って、、月橋愛のように幻覚能魔があったらな、、」「、、あ、、それなら、、」
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加内団室。
「ぼ、僕が、、そんな、、重要な作戦に、、」物宮君は目を泳がせた。「あぁ、、お前の能魔が幻覚能魔だと教えてもらってな」遊馬さんは俺の横でそう話した。「どう思う??物宮君」「ぼ、僕何かにっ、、!!僕の能魔は確かに幻覚ですけど、、僕は慌てたりテンパったりするとすぐ能魔が解けて、、」「構わん」「で、でも、、」「物宮君!!」「、、!?」俺は物宮君の肩を掴んだ。「君にしかできないと思うんだ」「、、っ、、かなさん、、」「プレッシャーを与えるようで悪いけど、、みんなからのお願いだ、、」「、、わかりました、、僕がやります」物宮君はそう言った途端、震えていた肩の力が一気に抜けていた。
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組織地下牢。 墻音。
「本当考えらんねぇ、、狂唖に一つでも怪我させたら地下牢にぶち込んでやる、、あの主幹、、」俺はそう言った。「、、墻音、俺にご飯を渡すたびここで愚痴るのはやめてくれ」そう檻の向こうにいたのは未來族の次男。未來歌星だった。「でも、、まぁ、、遊馬さんには勝てないよな、、」「、、??身長は誰よりも高いじゃないか、お前」「あのな、、そう言うのじゃなくて、、狂唖からの信頼的な、、」「、、まぁ、、確かに、、主観が横にいると安心だな」「いや、、そう言うのじゃなくて、、あぁ、、もういい、、」「、、そうか、、今日で何月何日だ」「、、今日は11月25日だな、、あ」「、、??どうした」歌星はそう俺の顔を見た。「、、狂唖の誕生から1ヶ月だ、、何プレゼンあげたらいいと思う??」「お前俺を友達か何かだとか思ってる??、、そうだな、、婚約者でも探してあげたらどうだ??」「ふざけんな」、、美味しいご飯屋にでも連れて行こうかな、、あ、、そうだ、、flower cafeにまだ連れて行ってない、、その時だった。「、、飯、、飯、、」「、、??」そう唸っていたのは歌星の檻の向い側にいたオークションの時に捕まえたピエロだった。「、、??飯ならそこに置いたぞ??」「こんなんじゃねぇよ!!狂唖は!!狂唖はどこだ!!」「、、!?」「喰いたい喰いたい!!可愛い可愛い!!」ピエロは尋常じゃない量の汗を流していた。「、、は、、」「良い加減どうにかしてくれ、、最近ずっとその調子だぞ、、」歌星はそう俺に言った。「何だコレは??」「、、狂愛じゃないか??」「は??」「そのままの意味だ、、」「、、狂唖はこの事知ってるのか??」「あぁ、、苦笑いしてたぞ??、、ちょっと怖がってた、、」「、、、、」全然気が付かなかった、、週に何回かはコイツにご飯渡しに来てるのに、、「いい加減別の檻に移動させて欲しい、、」「夜もこんなじゃ寝れないか、、」「、、睡眠は問題ない、心底不快だ」「ハイ??」「、、そいつ(ピエロ)がいる檻の中を見てくれ」「、、??」俺は外からピエロの檻を覗いだ。「、、俺コイツにカルピアあげたっけ??」「違う、墻音、それ男なら性器から出るやつ」「、、、、」「早く狂唖を出せぇ!!」「黙れ、発情期の猿が、気安く狂唖、狂唖言うな」「うるさい!!うるさい!!」そうピエロは檻をガンガン揺らした。「、、コレは檻の強化をした方が良いな、、」「同感だ、、後吸音材も頼む」