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続きでーす!
ChroNoiR
葛葉→kz
叶→kn
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そこに着くと血の生臭い香りが広がっていて、辺りが真っ赤に染まっていた。
何十体もの死体の数、当たりは血の水溜まり
あまりにもその光景は地獄そのものだった。
kn「こんにちは、君も軍の人かな?」
と白い翼の天使が話しかけてきた。
その天使は少年か少女かわからないような美しい容姿をしていた。
思わず見とれてしまうほどに。
kn「初めまして、僕の名前は叶だよ。」
とにこにこしながら俺に言ってきた。
少し気味が悪かった。
kz「…」
kn「今日はいい天気だね!それにしてもいい 景色だなー」
kz「お前なんでこんなに人間を殺したんだ、」
kn「え?だって先に手を出してきたのはそっちだよ?売られた喧嘩は返さないとね。人間って酷いよね、僕悲しいなぁ 」
とその天使は言う、無表情で。正直寒気がした。
kz「…」
kn「僕、人間って大っ嫌い!だって人間は自分の都合いいようにしか動かないじゃん。君の名前はなんて言うの?少しお話しようよ。」
kz「…」
俺はその天使に攻撃をした、だかそこにはその天使はいなかった、すぐに分かった。
一瞬で避けられた
kn「なんで無言なの?君もあいつらと同じなのかな?せっかく僕がお話してあげるって言ってるのに攻撃してくるんだ。」
と俺の後ろで話していた。
その時、俺は今までに感じたことがないような殺気が滲み出ていた天使に恐怖を感じた。
そして次に攻撃を出そうと思った時には俺はもう地面に倒れていた。
kn「僕は君を殺すつもりはないよ?だって君人間じゃないでしょ。僕は人間は嫌いだけど他の種族は嫌いじゃない。」
kn「名前教えてよ、君とお話したいから!ね?」
kz「…」
kn「また黙るの?話す気がないなら今ここで殺しても構わないよ?」
kz「..葛葉。」
kn「そうなんだ!葛葉。よろしくね!君はなんでこんな人間達のとこにいるの? 」
kz「この首に付いてる機械。こいつを無理に取ろうとすると俺は心臓が止まるんだと よ。」
kn「ふーん..大変だね」
kz「なんで聞いといて他人事なんだよ…」
kn「じゃあその機械、取ってあげようか?」
kz「は? 」
kn「僕の能力は物を壊す?ていうか溶かす?ことができるんだよね!」
kn「でも、外す代わりに1つだけ僕のお願いごと聞いてくれる?」
kz「なんだよ」
kn「それは取ってからのお楽しみ!」
kz「…わかった、その条件をのむ。」
人間の奴隷よりは外で自由にしたいからな。
kn「交渉成立だね!じゃあ外すよ。動いたら皮膚も溶けちゃうかもしれないから動かないでね」
kz「怖いこと言うな」
シュゥゥゥゥ
kz「すげえ、ほんとに溶けるんだな」
kn「じゃあ僕のお願いごと聞いてくれる?」
kz「あぁ 」
kn「僕の友達になってよ。」
kz「…は?」
kn「僕友達が欲しかったんだよね。どうやって生まれたのかも分からない、なんでここにいるのか分からない、一人ぼっち。笑」
kz「… 」
俺にはこいつが無理して笑っているように見えた。瞳の奥が暗いような。
kz「…いいぜ。お前の友達になって俺がお前をいっぱい楽しませてやる。」
kn「ほんと!?僕、初めて”友達”ができた!これからよろしくね、葛葉! 」
kz「あぁ、よろしくな叶。」
その日俺は初めての友達ができた
最初で最後の唯一の