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そろそろ、本当に仲直りしなくては…。
任務も滞っているし…。
何より、なんだか落ち着かない。
でも、悪いのはセラ夫の方だ。
もう少し頼ってくれ。
自分を大切にしてくれ。
自分の事を話してくれ。
そう言いたいけど、セラ夫の気持ちが良く分かるからなのか、言えない。
でも、謝らなくてはならない。
手を出してしまったから。
してはいけないことをした。
それについては謝らなくてはならない。
そして、話し合ってみよう。
1週間、考えに考えてまとまったのがこれだ。
数が少ないし、考えた割には終わっているが、今の所これしか出てこない。
このまま何もやらないよりは良いと思う。
よし、決めた。
もう今、セラ夫に連絡しよう。
きっとこのままだと、何もやらないまま、また無駄に日々を過ごしてしまうから。
だったら「どうにでもなれ!」の精神でやってみた方が良い。
スマホを手に取り、セラ夫へのメールを打つ。
手は震えていて、何度も打ち間違えた。
何故かは分からないけれど。
「明日、午後4時頃に事務所に来れますか?」
ピロン………。
スマホが鳴った。
なんだろう。珍しいな。と思い通知を見ると、送り主は凪ちゃんだった。
そろそろ決着を付けなければならない。
流石にこのままは、嫌だ。
「明日、午後4時に事務所に来れますか?」
何を話せば良いんだろう。
どうしたら良いんだろう。