私は1人ずつ、戦うことになった。
まぁ、こっちも鍛えられるからいいんだけど。
最初は翔太って奴。
弱そうだから、すぐに倒せそう…。
奈々『勝負だから、本気でかかって来てね?翔太。』
渡辺「あ?俺を舐めてやがるのか?」
奈々『ま、私が勝つに決まってるけど。やるなら早くして。』
渡辺「まじでムカつく…。」
こうやって挑発すると、向こうも隙だらけになる…はず。
私はポケットから銃弾を取り、銃にセットする。
翔太って奴は、素手。
多分こいつも、手からなにか出るんだろう…。
一応、手には警戒しておこう…。
奈々『さっさと攻撃してきて?』
渡辺「それはこっちのセリフ。」
奈々『私、後攻の方が戦いやすいから。』
渡辺「はぁ…わかったよ!」
ピカンッ
奈々『おっと。』
翔太が手から何かを出してきた…。
氷だった。
こいつ、氷を出せるのか…。
普通に蹴っていけばいっか。
バリンッ
奈々『こんなので、私が殺られると思ってるの?笑』
渡辺「チッ…。」
バコンッ
少しいらついたから、一発銃を撃ってみた。
でも、翔太には当たらなかった。
この程度であたったら、とっくに死んでるし。
渡辺「お前、以外に弱いかもな?笑」
奈々『笑ってるんじゃねぇよ。翔太。』
シュンッ
私は翔太との距離を一気に詰め、蹴りをかました。
私の足は、見事に翔太の腹にあたった。
こいつ、想像よりも弱いかも。
渡辺「ニヤッ」
奈々『…!?』
ガシッ
シャリンッ
翔太は私の足を掴んできた。
やばい、これは何か仕掛けてくる。
私はもう片方の足ですねを蹴る寸前で、足が何かで固定された。
渡辺「残念だったね?笑」
足を見ると、翔太は手から氷を出していた。
そうだ、こいつ氷を出せるんだった…!
やばい、足が使えなくなったらもう終わり…。
どうしよう…!
考えろ…考えろ…!
奈々『チッ…。』
渡辺「残念。さすがに俺には勝てないよね?笑」
翔太は自分のポケットからナイフを取り出し、私の首筋にあてる。
渡辺「じゃあ、さようなら。意外に弱かったね。」
グサッ
体に激痛が走り、意識が途絶えた…。
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