小我太
「、、、、」雨が冷たい、、もう12月、、本当に寒い、、「、、何でだろ、、」何であんな事言われなきゃいけなかった、、「何かしたかな」、、風磨は帰れって、、俺はこのまま帰ったら良いの、、「、、ん??」俺はふと、足元に咲いていた小さな花に気づいた。「、、踏むところだった、、」、、もう風に飛ばされそう、、俺はその場に蹲(うずくま)った、、「、、さっさと飛ばされればいいのに、、」「、、??小我太??」「、、え??」
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数分後 狂唖の家
「お前雨弱いんだから傘刺せよな」「雨降るなんて知らなかったんだよ、、」「ちょ!!頼む!!そのまま上がらないで!!タオル持ってくるからそのまま風呂入って!!」狂唖はそう言い靴を脱いだ。
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数分前 小我太
「お前っ、、!!無事だったんだ、、!!良かった!!」「、、、、」「てか、何でこんな所いるんだよ、、??迷子??」「、、風磨に会ってきたの、、」「、、へ、へぇ、、」「、、狂唖家何処、、ここから近い??」「まぁ、、取り敢えず傘入らな、、死ぬって、、」
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現在 狂唖の家 狂唖
「、、ん、、風呂上がった??」「うん〜、ありがとう、、狂唖の家綺麗だね」「物がないだけだろww」「組織様なんだからもっと良い所住めば良いのに」「でかい家1人で住んでも悲しいって〜、趣味もないし、、」「、、へぇ、、」、、お腹空いてるよな、、絶対、、「んー、ご飯がないな、、お酒しかないや」「、、??狂唖お酒呑むっけ??」「んー、、最近呑み始めて、、お酒呑んだらすぐ寝れるんだよな、、代償でかいけど」「、、あぁ、、二日酔い、、」「あ、カップラーメンある、、食べる??」「うん〜」
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「、、満腹なった??」「うん、ありがとう」そう言い小我太は俺に近づいた。「、、??お前ドライヤーした??」「したよ、、」「生乾きじゃん」「いいんだよ、、面倒臭いし、、」「えぇ〜風邪引くって、、」「大丈夫、大丈夫、、」「帰らなくて良いの??かなさん心配してるんじゃね??」「疲れた、、」「ハハッwwおんぶして帰ってあげようか〜??」「、、狂唖前より肉ついた??」「嘘」「だって俺に比べて腕圧倒的に細かったもん」そう言い小我太は自分の腕を俺の腕と比べた。「、、本当だ、、お酒のお陰かな、、」「まさか毎日飲んでるの、、」「一口だけだよ、、まぁ、美味しいからな、、」「、、へぇ、、俺は後2年我慢だな、、」「呑みたいって思うの??」「、、まぁ、、ちょっとは」そう言うと小我太は俺の肩に寄りかかった。「、、何故寄る??」「さぁー、、狂唖って体温低いね」「、、よく言われる」「冬場は近づきたくないな〜、夏ならちょうど良いか、、」「、、いいじゃん、どうせ今から暑くなるんだから」「、、、、」「、、怖い??」そう俺は小我太の顔を覗き聞くと、小我太は首を横に振った。「ハハ〜、怖い顔してる〜」「、、っ、、」「、、久しぶりなんだし優しくするって、、」俺はそう言い俺よりはるかに体温が高くなっている小我太を押し倒した。
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「、、ハァ、、っ、、」「、、お前、、変に積極的になったな、、風磨にでも抱かれたの??」そう俺は小我太に聞いた。「、、ない、、」「、、そう、、」「、、っあ、、風磨とは、、」「、、??」「もう、、会えない、、」「、、、、」「嫌われた、、」「、、、、」「うっ、、!!や、、何急に動いて」「、、いいや、、」「ゔぁ、あ、奥いやぁ」「、、っ、、」俺にしとけば良いのに。ふと頭に思い浮かんだ言葉を俺は声に出さず、そのまま腰を振り続けた。
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数分後
「、、、、」「、、水飲む〜」「、、うん、、」そう小我太は怠そうに返事した。「、、何で風磨に嫌われたんだよ、、」「、、知らない、、でも、、もう嫌われた、、」「、、、、」「もう会えない、、」「、、お前は会いたくねぇの??」「、、もう一回会ったら、、また、、もっと、、嫌われる、、」「、、なぁ、、」「、、、、??」「俺と駆け落ちしない、、」「、、、、」「前言った通り、、全部捨てて、、俺の故郷で、2人でのんびり暮らすの、、俺はお前の事嫌った事ねぇじゃん、、」「、、、、」「どう??」「、、い、、1週間、、」「、、、、??」「1週間経っても、、風磨が迎えに来なかったら、、、、全部捨てて、、狂唖に着いてく、、」「、、そっか、、」「、、、、」「、、ふふ、、」「、、??何で笑う??」「いいや〜、嬉しいなと思いまして〜」「あっそう、、」そう言うと小我太は俺に抱きついた。「、、??2回戦目のお誘い??」「、、ねぇ、、」「、、何??」「、、次、、もっと激しくしてぇ、、」「、、え、、」「訳分かんなくなるぐらいが、、良い、、」そう小我太は肩を震わせながら言った。ぬるい部屋の中で。