第九章 ズンパラ、大ピンチ
ズンパラが到着して法廷に入ると、いろんな人が座っていました。その中には、ダンパラとポンパラもいました。二人とも、粗大ごみを見るような目でこちらを見つめていました。ズンパラが杉下さんのほうを見ると、
「大丈夫。僕が必ず罪を晴らして見せる。」
そう言いました。そして、ズンパラは、被告人席に座り、杉下さんは、弁護人の席に座りました。そして、裁判が始まりました。そして、罪状を読み上げたり、なんだかんだしているうちに、論告(検察官の意見発表)が始まりました。検察官の一人が言いました。
「被害者は、彼に莫大な金を使われており、その被害は甚大です。なので、20年の懲役を求刑します!」
そこへ、杉下さんが言いました。
「彼はまだ少年です。生き返ったということはあり得ないにしても、それでも、子供に、20年は長すぎます。1年でも長すぎる!無罪がふさわしいと思います。」
「生き返ったという嘘までついて言い逃れしようとしているではないか。20年がふさわしい。」
どんどん杉下さんが押されていきます。そして、裁判官がガベル(よく裁判官が使っているハンマー)を振り下ろそうとした時です、法廷の扉が勢いよく開きました。そして、見事な舞を披露しながら入ってきました。
「ふっふっふっふっふっふ、死んだと皆にはおもわれただろうぅぅぅぅ!驚いたかぁぁぁぁぁ!被告人ズンパラの弁護をするためにやってきた、この私、ギュウバラのおなぁぁぁぁりぃぃぃぃぃ!」
ギュウバラです。ギュウバラがやってきました。これには、法廷の全員、ズンパラまでもが驚いています。われに返った、ダンパラが言いました。
「ズンパラだけにとどまらず!ギュウバラまで偽物が現れたか!」
それを合図と言わんばかりに、たくさんの驚きの声が法廷に響きました。それをなんとでもないことのように聞きながら弁護人席に座ろうとしたギュウバラは驚きました。顔すら見たことがない、謎の男が座っているからです。そして、
「だれだぁ!貴様ぁ!その席は私のものだぁぁ!」
そう言いました。杉下さんは
「これは申し訳ない。あなたが遅かったから、代わりに私がズンパラの弁護士をしていたんだ。あなたが返ってきたなら、あなたがやってくれ。」
そう言って席を譲りました。すると、裁判が逆転しました。そして、ギュウバラは、ズンパラが本物であることを説明するついでに、自分が本物であることを証明しました。そして、裁判官がガベルを振り下ろしました。
「被告人、ズンパラは無罪であぁる!」
そして、見事勝訴を勝ち取りました。そして、ズンパラとギュウバラは無事に家に帰ることができました。ダンパラにとても怒られましたが、無事に家に帰って、幸せに暮らしました。
完
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ギュウバラはこうたですか?