🍫「、、のあさんさ、私がフォークだったらどーする?」
帰り道、突然えとさんが口を開いた。
🍪「んー、えとさんになら別に食べられてもいいですけどねー笑」
🍫「、、食べてもいい?」
えとさんが言ってることがわからなかった。
🍪「んぇ?フォークなんですか、?笑」
🍫「、、そーかもね」
ピタ、と歩いていた足が止まる。
🍪「へ、?」
🍫「行こっか、笑」
🍫「もうすぐ着くよ」
何事も無かった様に歩き始める。
もし、えとさんが本当にフォークだったら、、?
私、おかしいな、笑
なんで食べられてもいいって思うんだろ、
🍫「ん、見えた」
🍪「ぉわ、広ー!!」
🍫「そんな??笑」
🍪「めっちゃ広いですよ!!!」
🍫「ほんと?笑ありがと、笑」
ニコっ、と笑う彼女を見て思うことがある。
あぁ、私はやっぱりえとさんが"好き"なんだな。
🍫「ほら、早く行こ?」
___
🍪「お嬢様ですね、、」
目をキラキラさせて楽しそうにする。
可愛い、、
ぁれ、"可愛い"、、?そんなこと一回も思ったことないのに、
そうか、私。
のあさんをケーキだからじゃなくて、ちゃんと1人の人間として好きなんだ。
🍪「ぅえ?えとさん?大丈夫ですか、?」
🍫「ぁ、いや、?先にお風呂行く?」
🍪「はいっ、!、、ぁ、服、、」
🍫「ん、貸すよ。ぶかいかもだけど、笑」
🍪「ありがとうございます!!行ってきますねー!」
ニコニコでお風呂場へと向かう。
食べたらこの関係は崩れるかな。
もうのあさんと仲良くできないかもな。
そりゃそーだよね。嘘つかれて、襲われて。
🍫「けど、欲望が勝つよね、笑」
🍪「あがりましたー!!!」
🍫「おかえり、」
あれ、私とのあさんってこんな身長差あったかな。
ぶかぶかすぎないか、?
🍫「ご飯食べる??」
🍫「作るよ」
🍪「手伝いますよ!!なにしますか!」
フォークは普通のご飯食べても味が全くしないから別になんでもいいけど。
🍫「のあさんの好きなご飯は?」
🍪「んー、、オムライス、ですかね」
🍫「りょーかい。チキンライス作ってくれる?」
🍪「分かりました!!」
🍪「美味そ〜っ!!」
🍫「っふ、笑いただきまーす、笑」
🍪「いただきまーす!!」
口に運ぶけど、やっぱり味はしない。
のあさんの食べたかったな、、
🍪「おいし〜っ‼︎‼︎」
🍫「ん、のあさん口付いてる」
🍪「んぇ、どこですか?」
ちょっとのあさんで遊んでみようと試みる。
🍫「ここ」
頬についたご飯を指で取ってみて少しからかってみる。
🍪「ぁ、ぅ、//」
ぼっ、と顔が赤くなる。初々しいしいな。
🍫「(美味しいな、、)」
そう感じるのは肌に付いていたご飯だろうか。
もうダメだ。我慢できない。
🍫「ごめん、のあさん、」
コメント
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やば!続きめっちゃ楽しみです