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※この作品はmzyb様の二次創作です。
※ご本人様とは一切関係ございません。
ワンクッション
ーsha視点ー
sha「うぁ〜…、クッソッッ 負けたぁ〜…、、」
ゲームの画面には、GAMEOVERと映し出された。俺はグッとゲームを握りしめる。
絶対勝てたと思った。相手は何故かボーリングの玉を頭にした見た目をしてたし、名前も【脅威】となっており、イキっている学生か阿保だと思ったからだ。が、相手がいきなり反撃し始めボコボコにされてしまった。
sha「めっちゃ悔しぃ…、、」
すると、ポコンと音がなった。
先ほど戦った相手からメッセージが来たようだ。
sha「なんやぁ〜、煽りにでも来たんか?」
メッセージを表示する。そこには、
【お前、結構強かったな!!】
と、書いてあった。
今、そんなことを言われても煽りにしかならない。俺はムカつき、メッセージを返した。
【へぇ〜、、そんな俺を倒した自分は凄いっていうアピールですか???】
負けた俺が出来る少しの反撃だ。
【エッ、そんなわけやないって、、ッ!】
どうやら俺のメッセージを真に受けて焦っているようだ。面白いからこのままからかうことにした。
【あーあ、ショックやなぁ〜…、、】
泣いてる可愛い絵文字でもつけとこw
どんな顔しとるんやろ、気になるなぁ。
画面の向こう側覗きたいわ、
すぐに、相手からメッセージが来た。
【ごめんって、汗 てか関西出身?俺もやねん】
あ、さっき標準語にせずに送ってたわ()
まぁええやろ。コイツ良い奴そうだし。
【おん、せやねん!】
【マジか!偶然やなぁ、てか通話せん?文字打つの面倒いし】
普段は通話なんてしないが、無性に彼が気になって通話する事にした。
『あー、あー…、、聞こえる?』
ヘッドホンから低い、しかし落ち着く声が聞こえた。
『聞こえるで!!』
『w、お前可愛い声してんな、』
いきなりそんなことを言われる。
戸惑ったからか、手元にあったコップに手が当たり、ガタンッと音を鳴らして机から落ちてしまった。
『、!? な、なんやねん急に…、ッ 可愛くないし』
吃驚した。可愛い声なんて生まれて初めて言われたからか、それとも言われた相手が彼だからなのか。分からないが胸がドキドキし、顔が熱くなっているのは分かる。
『驚きすぎやろw なんか音したで、大丈夫か?』
慌ててコップを拾う。
『コップ落としてたわ!! あ、セーフ!中身入ってなかった、!』
『良かったな、w てかもう11時やん!?やっべー、時間見てなかったぁ、~。なぁ、フレンドにならん?』
『ええよ〜、しゃあないなぁ〜…、』
『あ、じゃあ別に大丈夫です…、、』
『冗談やって、w てかフレンドとか初めてやわ…』
俺は【脅威】をタップし、フレンドにする。
『ぇ…マジか…。ボッチ?友達おらんの?』
『ボッチちゃうわ!!リアルには友達俺めっっっちゃおるし、!わざわざゲームで友達とかつくらんでええかなぁ、て思ってただけや!』
俺人気者やからな!?
大先生やあるまいし?
『ふーん、w そうなんや、』
コイツ…、、絶対信じてないやろ……。
『じゃあ俺通話抜けるわ、!じゃあな〜』
『あ、分かった。じゃあ…、、』
_プツンッ
…、時間…あっという間やったなぁ〜、何故か。
あいつと話すの楽しかったし、また遊んでやるか!
sha「あ、やべ…ッ。俺明日学校や!!急いで準備せんと!」