コメント
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初コメ失礼いたします🙇 何かもう...切ねぇ... 赤さんが通常運転だからこそ水さんの気持ちが伝わることがないと分かってしまって切ねぇ...せめて友達としてずっと一緒にいてほしいです(願望) 心が浄化されました。 美しい赤水をありがとうございます!! 長文失礼いたしました
※カップリング要素(赤水)、関係操作、年齢操作有
※ハッピーエンドではありません※
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“特別”なんて、そんな称号はいらないんだ。
特別じゃなくていい、ありきたりでいい。
ただ、君の隣を歩きたいだけ。
水side
「ねぇ、いむって恋愛とか興味ないの?」
「え…っ、あーまぁ…、うん……どーだろ…。」
「歯切れ悪すぎ、絶対好きな人いるじゃんw」
月曜日。
いつも通り休日が終わって悲しい気持ちで登校する。
それで、いつも通り君と話す。
いたってシンプルで、
ごくごく普通の会話で、ごくごく普通の毎日。
そんな普通が、ずっと続けばいい。
「なに、誰が好きなの」
「えー、好きな人いるの確定?」
「そりゃね、今の反応は誤魔化せないっすよほとけさん」
「うげ、めんどくさ」
ここで、素直に「君が好き」って言えたら。
それで、「両思いだね」なんて笑ってくれたら。
そんな夢は、いくら願ったって所詮は夢だから。
叶うはずのない夢は自分の胸に閉じ込める。
そこに蓋をできたら僕は楽になれるんだけど、
人間ってのはそんな単純じゃなくて。
中途半端に隠すから辛くなる。
「んー…、三組のあれは?」
「あれって…、人に使う言葉じゃないよりうちゃん」
「ぅえ、たしかに」
「でも名前忘れちゃったw」
「えーー…記憶力……。」
それから数人候補を出される。
だけどね残念、当たるはずがないよ。
さっきから候補に出てくるのは全員女の子だもん。
まさか本当は同性、ましてや自分自身なんて、考えられないだろうな。
この“残念”は
僕と君、どっちに対してのメッセージなんだろう。
「えー…?あと言ってないの誰だ?」
「ヒントちょーだい!」
「うーん…、僕と仲がいい人」
「え、いむ仲良い女子いたっけ?」
「失礼!w」
「ごめんごめんw」
この問題に君が正解することができないのは、
悲しいような、ありがたいような。
僕には、本音を言う度胸も根性もないから。
「…好きな人は絶対に言わないけど」
「…もし僕が失恋しちゃっても、僕と友達でいてね。」
「え、なんか怖いよw」
「ずっと友達なのは当たり前じゃん!」
「……うん………..っ」
君の笑顔が眩しいや。
僕は卑怯だ。
君を言い訳に、君を好きでいる。
本当は、両思いがいいけど。
本当は、僕を好きになってほしいけど。
君の隣で笑っていられるなら
僕がこの気持ちから目を逸らせるなら
こんな恋、叶わなくたっていい。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
ハッピーエンドともバッドエンドとも言えない微妙なものです🙃
かわいそうな水さんが書きたかっただけ(最低)
恋愛難しそうですよね。
彼氏も彼女もいたことないので分かりませんけど。
(表紙)