コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ウンソクさんは僕の頬を愛おしそうに撫でる。
「いつから俺のこと好きなの?」
「去年の…学園祭」
「……え?」
予想外の答えだったらしい。大きな目を真ん丸にしてる。
「ダンス見て……、かっこいいな、って」
うわ、マジ? ……って言うなり耳まで真っ赤になる。先輩だけど年はひとつしか変わらない。
可愛いな、すごく。僕も照れくさいけど、ウンソクさんの顔見たらちょっと余裕出てきた。
「ヒョンに近づきたくて、いっぱい努力しました。思ったよりずっと早く……こんなふうに、なれた、けど」
キラキラした目で僕を見てる。こんな距離で、僕の家で、なんか、どうしよう。
ウンソクさんがハッとしてまた僕のタオルを引っ張る。そのまま僕の髪を、拭いてくれる。
「風邪ひくぞ。乾かさないと」
「はい」
このまま、帰っちゃうのかな。せっかく両想いに、なれたのに。タオルを掴んで、ウンソクさんを見つめたら。
乾かしてやるよ、って。
頼まれたらいやとは言えない性格。甘えられるのが好きな人。
ウンソクさんのこの性格は、恋人となった今、大きなマイナスに転じる。