Mzが、Akの部屋で一緒に映画を見ていた夜。
ふとした瞬間に、Akが何気なくMzの髪を撫でた。
「Mzち、髪サラサラだねぇ、」
何気ない一言。だけど、その言葉にMzの心臓はドキッと跳ねた。
胸がいっぱいになって、なぜか上手く呼吸ができない。
……伝えなきゃ。
ずっと、言いたかった。
けど、恥ずかしくて、言えなかった。
けど——もし、英語なら?
心臓がバクバクと鳴るのを感じながら、Mzはぎゅっと拳を握りしめた。
そして、勇気を振り絞って口を開く。
「I… I like you.」
たどたどしい発音。
言葉に詰まりながら、それでも精一杯の想いを込めて。
「……っ!」
その瞬間、Akが目を見開いた。
Mzは、恥ずかしさで顔が真っ赤になるのを感じながら、目を逸らす。
「べ、別に!深い意味はないから!?ちょっと…その…なんか、言いたかっただけっていうか…」
もう限界だ、穴があったら入りたい…!
そう思った次の瞬間——
「I love you, too.」
Mzの頭の上から、優しくて甘い声が降ってきた。
「……えっ?」
驚いて顔を上げると、そこには柔らかく微笑むAkの顔。
「I love you, too. My cute Mazeta.」
「っっっ!!!!///」
もう無理だ!!!
顔から火が出そうなくらい熱くなって、MzはパニックになりながらAkを叩く。
「な、なんで普通に返してんだよバカ!!///」
「だぁって、勇気出して言ってくれたんでしょ?」
「っ……!」
「嬉しかったから、ちゃんと返さないとなって思ってw」
Akは優しく微笑んで、Mzの頬をそっと撫でた。
「Mzちが英語で言うの、めっちゃ可愛かった」
「……も、もう言わねぇ!!///」
恥ずかしさで顔を覆うMz。
でも、その手と自分の手を絡めながら、Akは優しく囁く。
「でも、俺はまた聞きたいな。今度はもっと、たくさん。」
「~~~~っっ!!!!///」
もうダメ!!心臓がもたない!!!
Mzは顔を真っ赤にしたまま、Akの胸に飛び込んで、ぎゅっとしがみついた。
「…ばか、///」
その言葉に、Akは嬉しそうに笑いながら、ぎゅっと抱きしめ返した。
なんか甘酸っぱい気がする(?)
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