こんにちは、今回は「USJ襲撃」です。それじゃあレッツラゴー
相澤「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」
燈矢(なった?特例なのか?)
瀬呂「はい!何するんですか?」
相澤「災害水難何でもござれ、レスキュー訓練だ」
上鳴「レスキュー、今回も大変そうだな」
芦戸「ねぇ」
切島「バカオメェこれこそヒーローの本文だぜ!なるぜ腕が!」
蛙吹「水難なら私のどくだんじょう、ケロケロッ」
相澤「おいまだ途中、今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない、中には活動原点するコスチュームもあるからな、訓練場は少し離れた所にあるからバスに乗っていく、以上準備開始」
燈矢(救助訓練、憧れに最高のヒーローに近づく訓練!頑張るぞ!)
飯田「1-A集合!バスの席順でスムーズに行くよう番号順で二列に並ぼう!」
燈矢「飯田…フルスロットル」
[バス]
飯田「くそ…こう言うタイプだったか…」
芦戸「意味なかったな」
蛙吹「私思った事は何でも言っちゃうの、燈矢ちゃん」
燈矢「何だ?蛙吹」
蛙吹「梅雨ちゃんと呼んで?貴方の炎なんで焦凍ちゃんと違って蒼いの?」
燈矢「え?それは…俺もわからない」
焦凍「燈矢は気づいたら蒼くなってたもんな」
燈矢「あぁ」
切島「しかしシンプルな個性はいいな、派手で出来ることが多い、俺の硬化は、対人じゃつえぇけどいかんせん地味なんだよな」
燈矢「俺はすごいかっこいいと思うぞ」
焦凍「プロにも十分通用する個性だぞ」
切島「プロな、しかしやっぱヒーローも人気商売みてぇなとかもあるぜ」
青山「僕のネビルレーザーは派手さも強さもプロ並み」
芦戸「でもお腹を壊しちゃうのは良く無いね?」
青山「ウグッ」
切島「まぁ派手で強ぇっつったら、やっぱ爆豪と焦凍だよな」
爆豪「んっ…ケッ!」
蛙吹「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそう」
爆豪「んだとコラ出すわ!」
蛙吹「ほら」
上鳴「この付き合いの浅さで、既にくそを下水で煮込んだような性格と認知されてるってすげぇよ」
爆豪「てめぇのボキャブラリーは何だこら殺すぞ!」
飯田「爆豪君、粗暴な口の利き方はやめたまえと何度言えば」
爆豪「うるせぇなこの委員長が!」
[男子の言い合い]
燈矢(勝己がいじられてる)
焦凍(信じられない光景だ)
2人(流石雄英だな)
八百万「ていぞくな会話ですこと」
麗日「でもこう言うの好きだ私」
相澤「もう着くぞいい加減にしとけ」
生徒「はい」
13号「皆さん、待ってましたよ」
生徒「おお…」
燈矢(スペースヒーロー13号だ、災害救助で目覚ましい活躍をしている紳士的なヒーロー」
麗日「わぁ〜私好きなの13号!」
13号「早速中に入りましょう」
生徒「よろしくお願いします!」
生徒「おぉ」
切島「すっけぇUSJかよ」
13号「水難事故、土砂災害、火災、暴風、エトセトラ…あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です、その名も”嘘の災害や事故ルーム”略して”USJ”」
生徒「本当にUSJだった」
相澤「13号、オールマイトは?此処で待ち合わせるはずだが」
13号「先輩それが…」
相澤「ん?」
13号「通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで、仮眠室で休んでます」
相澤「不合理の極みだなおい(まぁ念のための警戒態勢)仕方ない始めるか」
13号「えー始める前にお小言を1つ2つ3つ4つ5つ6つ」
生徒「増える…」
13号「皆さんご存知とは思いますが僕の個性はブラックホール…[以下略]以上、ご静聴ありがとうございました」
麗日「すてき!」
飯田「ブラボー!ブラーボー!」
相澤「よしそんじゃまずは…」
生徒「っ?」
[ズズズ]
相澤「っ!」
[ズズズ]
相澤「っ…一塊になって動くな、13号生徒を守れ」
切島「は?何だありゃ」
生徒「?」
切島「また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」
相澤「動くな!」
3人「あっ…」
相澤「あれは…ヴィランだ」
生徒「なっ」
黒霧「13号にイレイザーヘッドですか、先日頂いた教師側のカリキュラムでは…オールマイトがここにいるはずなのですが」
相澤「やはり先日のはクソどもの仕業だったか」
死柄木「どこだよ、せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさぁ、オールマイト平和の象徴がいないなんて、子供を殺せばなるのかな?」
切島「は?ヴィラン?バカだろ、ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ」
八百万「先生、侵入者用センサーは?」
13号「もちろんありますが…」
焦凍「現れたのはここだけか学校全体か、何にせよセンサーが反応しねぇなら、向こうにそう言う事ができる奴がいるってことだ。校舎と離れた隔離空間、そこにクラスが入る時間割、バカだがアホじゃねぇ、これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」
相澤「13号避難開始、学校に電話通せ。センサーの対策も頭にあるヴィランだ。電波系の奴が妨害している可能性がある。上鳴お前も個性で連絡試せ」
上鳴「うっす」
燈矢「先生は?1人で戦うんですか?あの数じゃいくら個性を消すと言っても、イレイザーヘッドの戦闘スタイルはヴィランの個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は…」
相澤「一芸だけじゃヒーローは務まらん、任せた13号」
ヴィラン「射撃隊いくぞ」「情報じゃ13号とオールマイトだけじゃなかった?誰よ?」「しらねぇ!が1人で正面突っ込んでくるとは…大間抜け!」
相澤「ふっ」
ヴィラン「あれ?個性が…」「うお〜」
相澤「ふんっ」
ヴィラン「馬鹿野郎あいつは見ただけで個性を消すっつう…イレイザーヘッドだ!」「消す?俺らみてぇな異能型のも消してくれるのか?」
相澤「いや無理だ」
ヴィラン「うお」
相澤「だがお前らみたいなやつのうまみは、統計的に近接戦闘で発揮させることが多い、だからその辺の対策はしてる」
死柄木「肉弾戦も強く、その上ゴーグルで目を隠されていては、誰の個性を消してるのか分からない。集団戦においてはそのせいで連帯が遅れをとるな」
ヴィラン「うっうわぁっ…」「ぐへっ」
死柄木「なるほど嫌だなプロヒーロー」
燈矢(すごい多対一こそ先生の得意分野だったんだ)
飯田「燈矢くん!早く避難を!」
燈矢「んっ」
13号「はっ」
黒霧「させんませんよ」
相澤(しまった、一瞬の瞬きの隙に1番厄介そうなやつを)「チッ」
黒霧「初めまして、我々はヴィラン連合。この度ヒーローのそうくつ雄英高校に入らせていただいたのは…平和の象徴オールマイトに息絶えていただきたいと思ってのことでして…」
燈矢「は?…」
黒霧「本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるはず…ですが何か変更があったのでしょうか。まぁそれとは関係なく私の役目はこれ」
13号「あっ」
爆豪&切島「うおー」
切島「とやっ!」
爆豪「おらぁっ!BOOM」
切島「その前に俺達にやられる事は考えなかったか」
黒霧「危ない危ない、そう生徒といえど優秀な金の卵」
13号「ダメだ抱きなさい2人とも!」
黒霧「私の役目は、貴方達を散らしてなぶり殺す!」
切島「うっく…何だ」
砂藤「うっ…」
麗日「うわっ」
生徒「うぅ」
燈矢「うわ〜!チッワープ?あいつの個性か、オールマイトを殺す?何が一体どうなってんだ?何だよ!ん?うわっ」
ヴィラン「来た来た、おめぇに恨みはないけど、さいなら〜」
燈矢「くっ」
ヴィラン「ぐがっ…」
蛙吹「燈矢ちゃん、ケロッ」
ヴィラン「さよなら〜」
蛙吹「さいなら」
燈矢「ううっ…」
峰田「蛙の割にはなかなかどうしておっぱいが」
蛙吹「ケロロッ」
峰田「がはっ…」
燈矢「ありがとう蛙吹」
蛙吹「梅雨ちゃんと呼んで、しかし大変なことになったわね」
燈矢「あぁさっきのヴィランの言葉、雄英のカリキュラムを知ってた…単純に考えれば、先日のマスコミ乱入は情報を得るために奴らが仕組んだって事だ、焦凍が言ったように虎視たんたんと準備を進めてたんだ」
峰田「でもよでもよ、オールマイトを殺すなんてできっこねぇさ、オールマイトがきたらあんな奴らけちょんけちょんだぜ」
蛙吹「峰田ちゃん」
峰田「あ?」
蛙吹「殺せる算段が整ってるから、連中こんな無茶してるんじゃないの?そこまでできる連中に私達なぶり殺すって言われたのよ」
峰田「えぇ…」
蛙吹「オールマイトが来るまで持ち堪えれるのかしら。オールマイトが来たとしても無事で済むのかしら?」
峰田「ええええ…ととと…燈矢んだよあいつ」
蛙吹「ケロッ」
ヴィラン「んの野郎殺してやる!」
峰田「うわ〜!大漁だ〜!」
燈矢(こいつらにはオールマイトを倒す算段がある。多分その通りだ、それ以上考えられねぇ、なんで殺したいんだ?ヴィラン…1人で平和の象徴と呼ばれる人だから?いやて言うか…今理由なんて…知るか!)「あいつらに」
蛙吹「ケロ?」
峰田「ん?」
燈矢「オールマイトを倒すすべがあるんなら、俺らが今すべきことは…その企みを阻止する事だ!戦って勝つ事!」
ヴィラン「んっあ…ああ…」
焦凍「子供1人に情けねぇな、しっかりしろよ大人だろ」
爆豪「うお〜!」
ヴィラン「ううっ…
相澤「ふっ」
ヴィラン「うわぁぁ…」
飯田「障子くんみんなは?いるか?確認できるか?」
障子「ちりぢりにはなってはいるが、この施設内にいる」
瀬呂「くそ、物理攻撃無効でワープって最悪な個性だぜおい」
13号「委員長」
飯田「はっ」
13号「君に託します。学校まで走ってこの事を伝えてください」
飯田「なっ…」
13号「警報も鳴らずそして電話も圏外になっていました。警報機は赤外線式、先輩…いやイレイザーヘッドが下で、個性をしまわっているのにも関わらず、無作動なのは恐らくそれらを妨害可能な個性がいて、即座に隠したのでしょう。とするとそれを見つけ出すより君が走った方が早い」
飯田「しかしクラスのみんなを置いていくなど委員長の風上にも…」
砂藤「いけって非常口、外に出れば警報がある。だからこいつらはこん中だけで事を起こしたんだろ」
瀬呂「外にさえ出れりゃ追っちゃこれねぇよ。お前の足でこのモヤを振り切れ」
13号「救う為に個性を使ってください」
麗日「食堂の時みたくサポートなら私超できるから!する!から!お願いね委員長!」
黒霧「手段が無いとはいえ敵前で策を語るあほうがいますか!」
13号「バレても問題ないから語ったんでしょうが!ブラックホール!」
峰田「はぁ〜!?何が戦うだよ!バカかよ!オールマイトぶっ殺せるかもしれねぇ奴なんだろ?むじゅが生じてんぞ燈矢!雄英ヒーローが助けに来てくれるまで大人しくが得策にきまってら!」
燈矢「峰田、下の連中明らかに水中戦を想定してるだろ」
峰田「無視かよ!」
蛙吹「この施設の設計を把握した上で人員を集めたって事?」
燈矢「あぁそこまで情報を仕入れておいて周到を準備してくる連中にしちゃおかしな点がある。この水難ゾーンに蛙吹…」
蛙吹「ケロ?」
燈矢「つ…梅雨ちゃんが移動させられてるって点」
蛙吹「自分のペースでいいのよ」
燈矢「あ…そうなのか?」
峰田「だから何なんだよ!」
燈矢「だからつまりヴィランたちに俺らの個性は分かってないんじゃねぇの?」
蛙吹「ケロッ確かに、蛙の私を知ってたらあっちの火災ゾーンにでも放り込むわね」
燈矢「俺らの個性が分からないからこそきっとバラバラにして数で攻め落とすってさくせんにしてんだよ。数の経験もおとる、勝利の鍵は一つ俺らの個性が相手にとってみちであること。敵は船に上がろうとしてこねぇ、これが仮説を裏付けてる。だがそれは…向こうも決してこっちを舐めてないって事だが」
蛙吹「私の個性詳しく言うわね、私は跳躍と壁に貼り付けられるのと舌を伸ばせるわ、最長で20mほど、あとは胃袋を外にだして洗ったり毒性の粘液…といっても多少ピリッとする程度のを分泌できる」
峰田(あぁ…分泌…)
蛙吹「後半二つはほぼ役になてないし忘れてもいいかも」
燈矢「うすうす思ってたが強ぇな。俺は蒼炎だけどあまり火に慣れてなくて使ったら火傷してしまうアレだ」
峰田「オイラの個性は超くっつく、体調によっちゃ一日経ってもくっついたまま、もぎったそばから生えてくるけど、もぎりすぎると血が出る、オイラ自身にはくっつかずにブニブニ跳ねる…….うっうう…うわ〜!だから言ってんだろ大人しく助け待とうってよ!オイラの個性にはバリバリ戦闘に不向きな〜」
燈矢「あ、ちっ、違う!すごい個性だから活用法を考えて…わっうわっ!」
ヴィラン「じれったいだけだ、さっさと終わらせよう」
蛙吹「なんて力船が割れたわ」
峰田「うっうう…うわ〜!」
燈矢「馬鹿!やけはダメだ!あぁなんて事を的に個性が…あっ」
ヴィラン「何だこれきめぇ」
燈矢「警戒して触らない?」
ヴィラン「船が沈むまで一分もかからねぇ、水中に入りゃ100%俺らの勝ちだ」
峰田「うわ〜確かに…」
蛙吹「峰田ちゃん本当にヒーロー志望で雄英にきたの?」
峰田「うっせぇ怖くない方がおかしいだろうがよ!ついこの間まで中学生だったんだぞ!入学してすぐ殺されそうになるなんて誰が思うか!あぁ〜せめて八百万のヤオヨロッパイに触れてから〜」
燈矢「敵が…勝利を確信した時が大きなチャンスだ、昔情熱大陸でオールマイトが言ってたぞ」
峰田「なにを…」
燈矢「勝つにはこれしかねぇ!チッ」
峰田「んん?」
蛙吹「ケロ?」
ヴィラン「へへっあんなピーピーわめいてやっぱガキだな」「おい油断だけはするなと死柄木さんがいってたろ、歳で判断するんじゃない、個性を見ろ常識だろが。水中じゃ俺らの個性が確実に有利なんだからよ」
燈矢(勝己的な感じで)
峰田「お前本気かよ燈矢…あっ」
燈矢「死ね〜!」
ヴィラン「やっぱガキだ」
燈矢(いくら自分の炎でも火傷する。そもそもこの水難ゾーンを突破してもまだヴィランはいる、だから火傷は出来ない)
ヴィラン「着水してから」「わあってら」
燈矢(体が火傷しない威力…)
蛙吹「峰田ちゃん」
峰田(震えながら…オイラと同じくせに、怖いくせに何で何で…)
燈矢「かくしゃくねっけん!」
ヴィラン「うわ〜」「あっち〜!」
燈矢「ぐっ…蛙吹!峰田!」
蛙吹「ケロッケロー」
燈矢「チッ」
峰田「ちくしょう…何だ燈矢おめぇ、カッケェことばっかしやがって!うお〜!オイラだってオイラだって!」
ヴィラン「うお…引き摺り込まれる」「あぁ?これはあのがきの…」「んだこれ取れねぉ!うわっ〜!」「どけぇ!」「離れろ邪魔だ!」
蛙吹「一網打尽、取り敢えず第一関門突破って感じね、凄いわ2人とも!」
一回ここで終わります。それじゃあ、じゃあのー
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