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遂にゲームが始まった。結局アニキはゲームまでおぶってくれずに、俺は自力で歩いた。そのせいか、腰は悪化していた。
ナ っう“
セ ねぇ、アンタ本当に大丈夫なの?ゲームに支障が出たら死ぬかもしれないのに
ナ そんな事分かってんだよ!
セ 怒らせるつもりは無かった。ごめん
ナ クソが
気を遣われるのは嫌だし、でも俺の事を放置するのも嫌だ。アニキも頼りたくないし、出できれば誰にも頼らずにいたい。
サ hooooo‼︎
アイツは薬キメてるのかよ、俺は昨日からキメてなくて精神が崩れそうなのに。
セ 確か次は五人四脚だったっけ?
ミ 確かそうだよ、!
380と125が呑気に会話してるのを見てイライラする。こっちは苦しんでんだよ。
ミ あ、あの
ナ あ“?何
ミ よ、良かったら、肩、貸しますよ、
セ ほらナムギュ。私のミンスが肩を貸してくれるらしいよ。
ナ …絶対支えろよ。
ミ う、うん
すごく惨めだが、肩を貸して貰うことにしたサノスの野郎に貸して貰うよりかはマシか?
セ チーム決め…
俺のチームになった奴はみんな死んじまうだろうな。
サ へい!ナムス!
ギ …
サ あとそこのseñoritaと125!来いよ
ミ …ナムギュさん、大丈夫ですか?
ナ もう良い。ありがとな
サ ナムス?
ナ 頑張りましょう!アニキ
サ ああ!
この無邪気な笑顔が嫌いだ。俺はこんなに怖いのに、今も足が震えてるってのに。そして遂に、ゲームが始まってしまった。
ナ あ、ふぅっ、
サ ナムス?
ナ 気にしないで、ください
怖くてたまらないと思ってる自分が嫌いだ。もう全部嫌いだ。
サ 1 2‼︎ 1 2‼︎
ナ う、痛っ
それでも止まることは許されない。止まったら全員を巻き込む事になる。
ナ ごめ、ごめんなさい、
今は俺の番だ。しかし、手が震えてうまく駒の紐が巻けない
セ アンタ!!しっかりして!!
ミ ナムギュさん、!
ギ あぁ、クソ
アニキは俺の事を不安そうに見つめている。みんな俺のせいで死ぬのか。申し訳ないな
サ 大丈夫だから、俺が早く終わらせれば良いんだ。だからナムギュはしっかり確実にやれ!
ナ ひ、ヒョン
俺は何とか力を振り絞って駒回しに成功した。一時は死ぬかと思ったが良かった、信じたくはないが、これは全てアニキのお陰だ。
ナ ヒョン、ありがとうございました
サ ナムスは俺の事好きだもんなー!気にすんな!
今だけはこの自意識過剰な所も許せた。