いつからだろう…人に共感を求めるのをやめた…信じることもせず、ただ1人生きてきた…自分の存在価値など微塵も感じなかった…毎日毎日虐められる日々…ただ死ぬ気力もなかった……。
A子「ねえ?ホントなんで生きてんの?笑」
B子「ほんとそれ笑」
菜都「…知らないよ」
A子「は?何勝手に喋ってんの?」
菜都「なんでって……聞かれたから…」
B子「あんたの声なんて聞きたくないんだから」
A子「勝手に喋んな」
菜都「……」
A子「は?返事くらいしたら?」
菜都(喋んなって言ったくせに……)
菜都「はい…」
A子「チッ…もう行こッB子。」
B子「そだねー、」
菜都(やっと終わったよ)
これがいつもの日常。親が早くに亡くなった私はずっと孤児院で育ってきた。このことが広まってからはこんな毎日が続いている。
一応将来の夢はある。叶えられるかは別だけど…
菜都「体力は今のうちにしっかりつけておかないと……夢のため((ボソッ」
帰り道……
??「あっ!!君!!そこの君!!」
菜都「((ビクッ え?わ、私ですか? 」
??「そうそう。菜都ちゃんだよね?」
菜都(なんで私の名前…怖い…)
??「君の夢!!なんでも叶えてあげるよ」
菜都「え…?一体どう言う…?」
菜都(夢?なんで急にその話に?)
菜都「あの……貴方様とはどこかでお会いしましたっけ?」
??「小さい頃にあったじゃないか!」
菜都「そんな記憶…」
??「いいから!!来なさい」
(??が菜都の腕を引っ張る)
菜都「!?や、やめ…」
??「力が…怪獣と戦えるほどの力が…欲しいんだろ?」
菜都(欲しい…けど……)
菜都「自分で頑張ります…だから…」
??「とりあえず来なさい」
菜都(!?ガチトーンだ…)
菜都「わ、分かりました…」
??「よしよし!!いい子だ!!」
私の夢…それは防衛隊になること…私の生活をこんなにした怪獣に…両親を殺した怪獣に復讐するため…
私は森の方に連れてかれた…しかし、そこから先記憶が無い……
保科「きみ、怪獣警報でとんで!はよ避難しぃ 」
菜都「あれ…そうなんですか?」
保科「なんや君…寝とったんか?」
菜都「…」
保科「まあ、ええわ。はよ避難しい」
菜都「はい…」
避難しに行こうとする菜都の前に1匹の怪獣が現れた。
菜都「ひぃっ」
保科「大丈夫かっ!?あとは僕がやんで、君はさがっとて 」
菜都(なんか…倒せそう…)
保科「はよォ!!さがり!!」
菜都「…な、かし…ださい…」
保科「え?なんやって?」
菜都「刀!貸してください!!」
保科「はあ!?何言っとんの君!!」
菜都は無意識に保科から刀をとる…
保科「ちょい!!君!!」
そして、速やかに怪獣を退治した……
保科「なんや君…」
保科(やばい…むっちゃ怖いわー)
菜都((バタッ 菜都が倒れる…
保科「おい!!大丈夫か?!」
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