雨の音だぁ
人は雨音を雑音と言うけれど…私には無音と変換される。
まな板を切る音だ。
人はこの文を、まな板を直接切っていると勘違いするけれど、…私は美味しい食べ物を切る音に聞こえる!
食物を切る度、下敷きとされているまな板は少しずつ削られていくでしょ?
人の声だ、
人は、”人の声”と聞いただけでは、人が『何か』
を話しているようにしか聞こえないけれど、私は
私の声が聞こえる!
心の声だ
人には人の声は聞こえないけれど、人も私も予測はできる!でも、人の数だけ心もあるんだあ…
同じ意見でも、食い違うことってあるでしょう?
理由や、目線が違うからなんだ〜
今さあ、”貴方は当たり前だ”って思ったでしょ
思ってない?
あなたは思ってなくとも、君の脳みそは思ってるよ!だって本当に当たり前なんだもの!
目によって解釈が違うかもしれないけれどね
心臓の音が聞こえる!
人は生きてる証拠になるけれど、私には何も聞こえない!
心臓は勿論ある
私は生きてるし、きっと人間だわ!
目だって見えたもの!目が潰れそうなくらいの
眩しい光だって見えた
でも人間でも壊れちゃうかもしれないの!
雨音くらい聞いたことある
今はもう足音に消されて聞こえないけれど。
私だって沢山の足に踏まれたらボロボロになる
声だって聞こえる!
沢山の声。聞き覚えのある声や知らない声や
煩いくらいの声もキーンとなる声も。
貴方の声も聞こえるわ。
うるさすぎて私の声しか聞こえないくらい
でも、もう小さな私の声は届かないのね
まさか透明になったみたいに!
目の前は真っ暗とも青か赤か分からないけれど
みんなと何も変わらないのに
何も変わらない人間なのに
まるで透明になったみたいだわ
そして誰も知らぬフリしたの
なぜなら世界は死んでるから
呪われた世界で
唯独り生きていた
1人の少女の話
少女は諦めない 。
空の針もどこを指しているのか分からない
声も鳴るその時
ふと後ろから光が少女を押す
はへんの籠は落ちる
地面を踏みゆくあぶらのにおい
平気な顔してさ
惨めに這いずり始める
ふともうひとつのてが、
胸元を指して
「独りぼっち」
その声で心臓は溢れた
まるでいなくなったみたいだわ
そして彼は手をさし出した
なぜなら少じょは_____
死んだ世かいで唯2人生きていた
遠く昔のおはなし
【ふたりぼっち】
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わからん人のために