「、雨降ってきちゃった、。」
僕は灰色に染まる雲を見て独り言を呟く。
自身の体に打ち付けられる雨を感じる。
とても冷たい。
このままだと、確実に風邪ひくな、。
、、早く帰ろ、、。
バシャッ、バシャッ、と水が跳ねる音。
僕は思い切り水溜りを踏むのもお構い無しに家向かって走る。
「にゃあ、にゃあ、」
突如微かな猫の鳴き声が聞こえてきた。
とてもか細い鳴き声。
あまりにも気になって声のする方に行くと、
青色の仔猫がダンボールの中に入っていた。
とても小さくて可愛らしい。
本当は拾って帰りたいが、自分だけで世話出来る気がしない。
、、う〜ん、でもなぁ、。
仔猫のを方をチラリと見るとつぶらな瞳で此方を見つめている。
「、、、、、、、。」
僕はその仔猫を抱え、家に向かった。
コメント
4件
水くん普通に優しい………😭