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『おい、冬!』
「…なに?」
いきなり呼び止められてしまった。大事な用事があるのに…
ーー大事な用事、それは…。ーー
『す、好きです、!!付き合ってください、!』
「…あー、、ご、ごめん、付き合えないかな~…」
峰山くんに告白された。このあたしが?
体育館裏に来てっていうメモもらったから、まさかとは思ったけど…。
走って逃げてしまった。あたしは人のお願いやら誘いやらを断りづらい人間なのだ。
断るときはごまかしたり走ったりして逃げる。
クズと呼ばれるのもそのせいだと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーヒラッ
A『なんか落ちてね?これ』
B『んーどれどれ?「姫野さんへ 昼休みに体育館裏に来てください 峰山」?』
A『え、姫野ってさ、冬のことじゃね?ww』
B『あんなクズ野郎が告白されるとかないだろw嘘告だってww』
どうせ嘘告だよ…。
こんなあたしが告白なんてされるわけないもんね、、
ため息をつきながらあたしは家に帰ろうとした。
『冬さん、、初めまして。少しお時間いいですか、?』